ciel etoile〜星空の下想う君を〜

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A「寒っ……」








梨子に言われた通り、あったかい格好で来たけど、1月の夜はやっぱり寒い







ココア買ってくればよかったな〜




なんて思いながら、私はいつものようにベンチに座る









A「今日は星綺麗だな…」









こないだね、梨子と学校の友達とみんなで金沢までドライブ行ってきたよ








めーっちゃ寒いのにみんなで金箔ソフト食べてブルブル震えてさ笑









そっちは楽しい？





私はそれなりに楽しんでるよ、でもやっぱり…









A「……会いたいなぁ…」









止まることを知らないこの想いは、一体どこへ消えてゆくのだろう…






行き場のないやるせない気持ちをぶつけるかのように、私は胸に抱えた手紙を強く握りしめた






いつか読める日が来るのかな…









そんな私の姿をただ見つめる彼の姿に気づきもせずに_____



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