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健太「Aちゃん、こっち!」





陸「いや、なんでよ!ここだって!」





昂秀「ずるいっす!俺っすよ!」






翔平「じゃあ間をとって俺の…」






健陸昂「翔平(さん)は黙ってて!!!」






翔平「シュン………」









え〜っと………なに?この状況…苦笑









今日はありがたいことに、わたしと亜美ちゃんの歓迎会の日







さっそくお店に入ると繰り広げられる男達の戦い






そうです、誰の横にわたしが座るかという争いが、この3人を筆頭に行われています………









何人かはもう席について、はやくしろよと言わんばかりの圧を彼らに送っている









ほら見てよ、拓磨くんのあの落ち着きぶり……



恵理さんなんかもうお酒頼んじゃってるよ笑









どうしよう、なんか声かけたほうがいいのかな……









どうしたら良いかわからず突っ立っていると









.









.









グイッ









.









「ここでしょ、Aちゃんは…」









気づいたら手首を引っ張られ、樹くんの横に座らされた









A「あっ、うん」







びっくりして樹くんの顔を見ると、樹くんも私を見てくる







樹「………嫌、?」







不安そうな顔して首を傾げて言う樹くんを見てたら、なんか捨てられた子猫を見てるみたいで思わず笑ってしまった








A「ふふっ、ううん助かったよ笑」









「「あぁー!!!!!!」」






陸「いっちゃん!なに抜け駆けしてんの!」





昂秀「ほんとっすよ!」






健太「樹!代われ!」









ありゃりゃ…見つかっちゃった……苦笑







これまた大騒ぎになるかと思いきや、ある人の一言でその場はおさまった









北人「……でもAちゃんも、樹が隣の方が緊張しないんじゃないですか?」






陣「そうやで、もうお前らはよ座れ笑」






健陸昂「……はーい」








結局わたしは、樹くんと北人くんの間に座ることになった



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作者名:ryo-ka | 作成日時:2018年1月26日 0時

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