ciel etoile～星空の下想う君を～ (ページ34)

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北人side

最近、樹から片想いちゃんの話をあんま聞かなくなった

上手くいってないのかな～って思ったけど、それも違うっぽい

そこに登場してきたのが、Aちゃん

Aちゃんと喋ってる樹は、本当に楽しそうで…

.

.

自販機へ向かうとココアなんか買ってる樹

北人「え、ココアなんか買うの珍しくない？」

樹「…たまにはいいじゃないですか」

その後も、なんとなく片想いちゃんのことを聞いてみると、言葉を濁してごまかしてくる

…これはなんかあるな、俺の勘がそう言ってる

北人「Aちゃんと知り合いだったんだね」

樹「え？」

Aちゃんのことを聞いてみると、動揺した樹

ほんとわかりやすいな笑

北人「あんな女の人と喋る樹はじめて見たからびっくりした笑」

樹「それ健太さんにも言われたんすけど、そんな喋ってます？」

あっ、そうだ…ちょっと試してみようかな…ﾆﾔ

北人「いやめっちゃ仲良さそうに喋ってるよ？羨ましいなぁ～…」

俺はわざと、羨ましいなぁ～って樹に聞こえるように言ってどんな反応するんだろうとワクワクしてた

樹「羨ましい、ですか…？」

少し考えてから、こう俺に聞いてきた樹

はいはい、そういうことね…笑

北人「羨ましいよぉ～！だって樹ぜんぜん俺のこと構ってくれないくせに、Aちゃんとはずーっと喋ってるしさ？Aちゃんが羨ましい」

あ、安心した表情した……まじで顔に出すぎだろ笑

.

そのあと楽屋に戻ると、ソファーに座っているAちゃんにココアを渡している樹を見て

北人「……やっぱりな笑」

翔吾「ん？北ちゃんどしたん？」

北人「ううん、なんでもなーい」

これは楽しい展開になってきたなぁ～笑

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作者です。

たくさんの評価、100人を超えるお気に入り登録、本当にありがとうございます！！

最初は自己満足で始めたこの小説が、いつのまにかこれだけたくさんの方に見ていただけて本当に感謝しかありません( ; ; )

これからもゆっくりのペースになるかとは思いますが、更新していきますので、最後まで見ていただけると嬉しいです。

本当にありがとうございます！