30. ページ30
・
樹side
今日の撮影から、Aちゃんが仕事に加わった
あれだけ会いたいと思っていたAちゃんと、これからほぼ毎日会えるなんて、想像しただけでも楽しみ
なにしてるのかなぁ〜と思って彼女の方を見ると
恵理さんから急に仕事振られて戸惑ってる…笑
樹「Aちゃん、俺のセットしてくれる?」
A「樹くん…」
助かった〜って言わんばかりの安心した表情してる
セットしてもらっていると、はじめてセットするのが俺でよかったって言うAちゃん
……なにそれ?
Aちゃんはそういうつもりなくても、そんなこと言われたら誰だって男は期待するよ?
でも俺だったら緊張しないからって、屈託のない笑顔で言われたら、なにも言い返せなかった
.
陸「ねぇ待っていっちゃん!いつからそんな仲良くなったの?」
昂秀「ほんとっすよ!普通に喋ってるし!」
健太「あんな女の人と話してる樹はじめて見たんだけど」
でた…こういうことになると、騒がしくなるこの3人
絶対食いつくと思ってたよ……苦笑
樹「あ〜、前からちょっと顔見知りで……」
陸「えっ!?そうなの!?」
拓磨「へぇ〜Aさん、そうなんすか?」
A「えっ、はい、まぁ最近ですけど…」
メンバーから話しかけられて、また少し緊張した顔になってる笑
昂秀「樹さんだけ仲良いのずるいっす!」
海青「Aちゃんって呼んでいいすか?」
翔吾「俺ら同い年やし、タメでええよ?」
健太「けんたって呼んで?」
みんなから一気に来られすぎてあわあわしてる、可愛い……
でもなんか…………複雑………
もちろん仕事だしこれから他のメンバーとも関わっていくわけで、そんなことはわかってる
でも今までは俺しかAちゃんのこと知らなくて、"Aちゃん"って呼ぶのも俺だけだったのに…
俺こんな独占欲強かったっけな?
・
158人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ryo-ka | 作成日時:2018年1月26日 0時