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樹side
健太「なんか最近の樹、楽しそうっすよね？」
陸「わかる！！俺もそれ思ってた！！
なになにいっちゃん、恋でもしてるんですか？ﾆﾔﾆﾔ」
リハーサルが終わり、ジムでトレーニングをするため事務所内を移動してるといきなりこんなこと言われた
樹「いや、別にそんなんじゃないです……」
海青「でも踊ってる時もなんかウキウキしてない？」
樹「…気のせいじゃない？」
自分ではそんなこと気にしたことなかったけど
メンバーに言われるほど、わかりやすいのかな俺…
ってかまじニヤニヤしないでください北人さん
陸「まぁでも恋してそれがパフォーマンスに活かされるなら
俺はいいと思うけどなっ！頑張れよ、樹！！」
樹「だから違いますって」
そんな子犬みたいに目キラキラさせて言われてもなぁ苦笑
.
あ〜そんなこと言われたら、会いたくなって来たじゃん…
こないだ会ってからまだ１週間ちょいしか経ってないけど、もうこんなこと思うとか俺、結構重症だな…
.
……ん？今の……
廊下を曲がる瞬間、ふと見覚えのある後ろ姿を見かけた
あの子に似てたけど…いやいやまさかな…
ってかやべぇ、とうとう幻覚まで見るようになったか…
健太「いつき〜どしたの行くよ〜」
樹「あっすみません…」
足を止めた俺を不思議に思った健太さんが声をかけて来た
こんなこと思うのキャラじゃなさすぎて
自分でもどうかしてると思う
けど……会いてぇな…
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作者名：ryo-ka | 作成日時：2018年1月26日 0時
