ciel etoile〜星空の下想う君を〜

18. ページ18

・




「今日は集まっていただきありがとうございます。俺あんま堅っ苦しいの好きじゃないからリラックスしてね笑」




あまり普段テレビを見ることがない私でもさすがに知ってる…





「え〜、一応この事務所の社長をしているHIROです笑


今日は4月からの研修に向けて、誰にどのグループを担当してもらうかを決めたくて集まってもらいました。


ここにいる4人が今年度のスタイリング関係の新入社員です。
ヘアメイクが2人、スタイリストが2人かな？」






亜美ちゃんがスタイリストだから、私ともう1人のヘアメイクは男の人なんだ…





HIRO「Aちゃんだったかな？
Aちゃんは、恵理の後輩なんだよね？」





A「はっ、はい！」






いきなり名指しで呼ばれて心臓止まるかと思った…






HIRO「ははっ笑 そんな緊張しなくて大丈夫だよ笑


Aちゃんには恵理が担当しているRAMPAGEについてもらおうと思ってるけど、それでいいかな？」









…あれ？RAMPAGEってどっかで聞いたことあるな…







A「はい！精一杯頑張らせていただきます！」






HIRO「それは期待してるよ笑

亜美ちゃんもRAMPAGEのスタイリングを担当してもらうね」






そのあと一通り、仕事内容や会社のことなどを簡単に説明されてHIROさんは会議室をあとにした





亜美「よかった！Aちゃんと一緒で〜

RAMPAGEは人数多いから大変そうだけどやりがいあるね！」




A「…RAMPAGEって何人いるの？」




亜美「えっ！Aちゃんもしかして、興味ない感じ？

メンバー全員で16人で他のグループに比べたら多い方だよ笑」




A「じゅ、16人！？そんな大勢で大丈夫かな…」






EXILEは人数が多いイメージだけど、いきなりそんな大勢のグループの担当に回されるとは思ってなかった…




亜美「また今度、顔合わせあるみたいだし一緒に頑張ろうね！」







.




亜美ちゃんとは事務所で別れて、梨子に連絡する




A『あ、もしもし梨子？今終わった〜』




梨子『おつかれ〜！私もいま終わったところだから、

夜ご飯食べいこ〜！』




A『うん、いつものお店で待ってるね〜』







.


はぁ〜これから先、やっていけるのかなぁ…

不安を残して事務所をあとにし、カフェへと向かう






…そんなわたしの後ろ姿を見つめる彼の姿があったなんて_______


・

19.→←17.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す