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梨子「え!?なにそれ怪しくない?」
昨日の出来事を梨子に話すと返ってきた第一声がこれ
A「…そんな風には見えなかったんだけどな」
梨子「いやいやだってさ!夜遅くに1人であんな所まで来て
いきなり隣いいですか?ってわざわざ女の子の隣座ってさ
喋りかけて来てAの顔じーって見てたんでしょ!?
見るからに怪しいじゃん!!」
…いやまぁ、うん。話だけ聞くとたしかに怪しいな…苦笑
梨子「その人の名前なんていうの?」
A「あっ、そういえば聞いてない…」
梨子「そんだけ喋りかけといて名乗りもしなかったの!?
もう絶対やばい人だって!!」
A「ん〜でもなぁ。
あっ、梨子が好きそうな綺麗なお顔だったよ」
梨子「え、そうなの。それだと話は変わって来る。」
A「なにそれ笑笑」
梨子「だってドラマとかにありそうじゃん!
そこから始まる運命の恋♡的な?」
恋…かぁ〜、私には…
梨子「あっ…ごめん…」
A「ううん、気にしないで笑」
梨子「…ねぇ、A。無理にとはいわない。
けど私はAに幸せになってほしいな…」
A「梨子…、ありがとね」
梨子「私はいつでも、Aの味方だからね!」
私の過去を知っている親友に、こんなこと言わせるなんて…
ほんとに情けないな、わたし
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作者名:ryo-ka | 作成日時:2018年1月26日 0時