【d!】新人詐欺師は私の心も騙してる？【ci】 (ページ6)

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4個目の嘘。ページ6

sideA

それから何戦かして、いい感じに取れたなーって試合を選んで私の方で2本あげるものを伝えた。
1試合目は間違いなく上げるべきだろうと即座に取った。
もう一つは4試合目。
村サイドでなかなかいい活躍ができたのでは...と思ったものだった。

我々だのチャンネルで上がるのは2試合目と5試合目。
5試合目は
私が人狼でめちゃめちゃガバをした試合。
なんと恥ずかしい。

『おつかれさまでした～！』

鬱「いやぁめちゃ楽しかったぁ！ありがとうございました！」

チーノ「っ...」

トン「今度別の奴でコラボしましょうね！」

ゾム「はぁ～ノダアさんまじかっこよかったわぁ...！」

ショッピ「この後みんなで飲みにでも行きましょうよw」

チーノ「っ...あの...！」

ロボロ「チーノ...？どしたん？」

チーノ「ノ...ノダアさん...！2人で...話せませんか...？」

『え...？』

みんなの前で言われたら...断れないじゃないか...
なぜ...私と...
お願い...やめてよ...

鬱「はぁーん？じゃあこの後○○の居酒屋でみんなで飲むんで、2人とも終わったら後で来てなーw」

トン「じゃあ行くか～！」

そのままスカイプから私とチーノさん以外の人が落ちていく。
どさくさに紛れて私も落ちようかな...
なんて思っている間にみんながいなくなって
チーノさんが話初めてしまった...

チーノ「えっと...ノダアさん...」

『な...なんでしょう...』

チーノ「ノダアさんって...A...やんな...？」

『...うん...』

チーノ「...ごめん！！あれは全部...」

『今更謝ってももう遅いんよ。どんだけ泣いたと思っとん？』

チーノ「やから...！あれ全部誤解やねんて！」

『へぇ』

チーノ「実は...あいつとは付き合っててん...Aと付き合う時に別れよって言うたんやけど、しつこくて...あん時まじで切ったろ思って呼び出したん。んで、Aの悪口言うてから...」

『言い訳とかいらんから。また嘘？もうええよ。あれから私が彼氏作れんかったん知らんやろ。どんだけ辛いかも知らんのに千里はまだそんなこと言うんやね。私の初めていっぱい奪っていらない初めてもくれたしもう充分やわ。二度とそんなこと言わんといてな。チーノさん』

最後に皮肉っぽく名前ではなく活動名で呼びスカイプから出る。
そのまま皆さんのいる居酒屋へと向かうため準備をする。
もう二度とあんなことは言われたくない。
何度私の傷を抉れば気が済むんだろう。
私は強く手を握った。