6.贅沢 ページ7
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「あー、なんかパソコンの反応悪いな」
昨日は仕事をすっぽかしてしまったので、今朝からずっとパソコンに向かっていた
カーズ「何をしているのだ」
「新しい商品の紹介文書いてる」
2日に一回起きるカーズは、起きたからといってどこかに行くわけでもなく、こうやってただ自分の作業を見ている
カーズ「...ずっと思っていたのだが、なぜお前は仕事を続けるのだ」
「え」
じーっと、いつも以上に真剣に自分の作業しているところを見ていると思ったら、まさかの発言だった
カーズ「吉良やヴァレンタイン、あやつらが働いていれば余るほど金は貯まるだろう」
ディエゴ「同意見だ。オレの、レースで勝ち取った優勝賞金などもお前に半分くれてやってるはずだ」
急にディエゴも登場して、何故か問い詰められているような構図。確かに、この大勢で暮らしているが、金銭面で困ったことは一度もない
「いやー、そうなんだけどさ、自分は今の仕事楽しいし、やりがいを感じてる。仕事ってさ、ただお金稼ぐためじゃないと思うのよ」
カーズ「...人間というものは不思議だな」
やれやれという感じでカーズは、もたれ掛かってきた
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とある発酵食品 - おっと凄過ぎる神作品が一つ登場〜、続きを待たずにはいられないの知ってたか?神作者さん。初コメ失礼…最高に好みなので頑張ってください…応援してます! (1月7日 6時) (レス) @page4 id: 3bb425ad36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:このわた | 作成日時:2024年1月6日 23時