荒木荘と一般人女性の日常 (ページ11)

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「希望があるなら、言ってね」

と、伝えると吉良さんたちがなにやらコソコソし始めた。そして、ジョースター家以外の全員が助手席を希望した。ちなみに、ヴァレンタインと透龍くんは、駅で待機中

DIO「このDIOが、Aの隣の席だッ！」

吉良「いやいや、DIO、君は日光が差し込む助手席なんて駄目だろう。私が助手席に行こう」

ディエゴ「いや、オレが助手席だ。Aに正確なショッピングモールまでの道案内を、しなくちゃあいけないだろ。吉良お前にできるのか？」

吉良「...なんだって？」

各々、誰が助手席に相応しいかスピーチが始まった。そんなに、助手席が良いなら承太郎さんの横も空いてるよと教えると、全員が断った

仗助「俺もAさんの隣が良いのになあ...」

ジョルノ「いい歳した大人がムキになって...はあ」

徐倫「...」

徐倫たちはその光景を遠目で見ていた。まだまだ論争は続きそうで、仕方なく私が止めに入ろうとしたところに、徐倫がまた話しかけてきた

徐倫「私、Aの隣がいいわ」

「あら！」

荒木荘「「...」」

徐倫は自分の横がいいらしい。そして、徐倫が立候補した瞬間に吉良さんたちの動きが止まり、

DIO「...良かろう」

吉良「どうぞ...」

ディエゴ「...いいぞ」

カーズ「...しょうがない、くれてやろう」

プッチ「...ああ、かまわないよ」

ディアボロ「...ドッピオよ席は何処がいい」

ドッピオ「...僕はどこでもいいですよボス」

みんな徐倫に助手席を譲った。さっきのどんちゃん騒ぎが嘘みたいだ...

承太郎「...ふっ」

何故か承太郎さんは鼻で笑ってたし、ジョセフさんや仗助くんは笑いを必死に抑えて、ジョナサンはニコニコと笑った。ジョルノくんは、軽蔑の眼差しで父親ことDIOを見ていた

結局席はこうなった

1台
徐倫|自分

仗助|ジョルノ|透龍

ディエゴ|カーズ|DIO

2台
ジョセフ|承太郎

ジョナサン|ドッピオ|吉良

ディアボロ|ヴァレンタイン|プッチ

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