恋の終止符

STORY 35 ページ36

みんなより一足先に休憩を入れてもらった。



龍友くんの言葉が頭の中でひたすらループされてて仕事どころじゃなかった。



『許した訳ちゃう、、、、』





私の言葉なんか今も信じてないんだろうな、そう思いため息がまた零れる。




あ、そういえば今日ダンス合わせがあるって書いてた。



夏菜子さんがくれた所属アーティスト達の1日のスケジュール。



『一応今もちゃんとマネージャーでしょ！！私はそう思うから！』






そう言っていつもくれる夏菜子さんの優しさに私はいつも感動してる笑



バレないようにまたケータリングしようかな、



この前新しく出来たパン屋さんのスタミナサンドイッチがすごく美味しかったんだよね！みんな好きそう！って思ったの



急いでパン屋さんに行き、スタミナサンドイッチを買う。



あ！三代目の皆さんにも！いつもお世話になってるし！




先に三代目の皆さんの元にスタミナサンドイッチを持っていく。





たまたま健二郎さんに会って2人で楽屋に向かう途中にたまたま大樹に会っちゃって






自分の食べるために買ったスタミナサンドイッチ取られちゃったけど笑




三代目の皆さんと少しお話をしてから、GENEのメンバーが練習してる場所に向かう。




今日は隼くんのお気に入りのコーヒー。




『これ飲むと僕力湧くんすよ！』っていつも言ってた笑




人数分のコーヒーとスタミナサンドイッチを持ってリハ室に向かい、誰も居ないことを確認して急いで出ようとしたとき





美『そこでなにしてんの』




冷や汗が止まらない。




自分の顔から血の気が引くのがわかる。




『美香さん、、！、』



震える声がバレないように必死に繕う。



美『私言ったよね？？もう近付くなって。なんでまた居るの？？しつこいんだけど。』




そう言いながら私の肩を強く押す



その反動で私は横に傾く。危ない、！そう思ったとき




美香さんが棚を倒す、そしてその下に埋もれるようにわざと入る。



どこまでこの人は悪質なの。

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