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« Aちゃんはこんな時間に
おしゃれして誰とどこに行くのかな(笑)？ »
｢ え？！
誰、って、あの、 ｣
« わーめちゃめちゃ動揺してるじゃん(笑)
いいなあ、Aちゃんとデートかあ。
ちょっと妬けちゃうなあ(笑) »
｢ あ、えと、..... ｣
社交辞令で言ってくれているのは
わかっていても
どうしても返答に困ってしまう自分が居て
ひとりであわあわ慌てていると
玄関から鍵を開ける音が聞こえる。
やーばい！
龍友が帰ってきた！
え、そういえば龍友って
彼女と同棲中です、とか
言ってるのかな...？
もし言ってなかったら
この状況、
やばくない...？
どうしよう...！
岩田さんにデートの相手が
龍友だって知られたら
ちょっと、いや、かなりまずいかもしれない。
｢ あ...、すみません、
彼が来たみたいなので、..... ｣
« ん、俺ももう家着くから。
ごめんね？
話し相手になってもらっちゃって »
｢ いえ、楽しかったです。
色々と楽しいお話聞かせていただいて。 ｣
« ふふっ、こちらこそ。
Aちゃんが嫌じゃなければ
また話し相手になってもらえないかな？ »
｢ 全然いつでも大歓迎です！
また連絡ください！ ｣
電話を切ると
時すでに遅し。
背中に背筋が凍る程の
突き刺さる視線を感じる。
ああ、どうしよう。
全然振り向きたくない。
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パープル - 龍友くんの話めちゃくちゃ面白かったです！Lunaさんが書いた龍友くんの話もっと見たいです!! (2018年11月6日 23時) (
レス) id: 9f6389565e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Luna:* | 作成日時：2018年10月29日 8時
