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中編 ページ15








 『ふぅ・・・ぅあ!・・・・・・やめ・・・・・・・・・・・・だぁ・・・め・・・・・・・』


 上まで上がって来た中也の膝はグリグリと刺激する。






 「何してたんだァ?」

 『っひ・・・・・・・ん‥‥色・・・・・色任務っ・・・・・・ん。』





 押し付けるように接吻される。

 その間も刺激は止まない。




 躰が熱くなっていくのが分かる。

 触れるだけの接吻を長い間続けられる。




 「・・ん。・・・・・何されたんだ。」

 『・・・・・・・・・・・・何もされてない・・・・・。』


 伝えた途端、刺激が止む。



 「・・・・・・如何いう事だ。」

 呻るように訊く。




 云い難い。 ・・・・・・・・・・・・云えない。





-







 ―――― 何もされずに、【自分から】 仕掛けたなんて。 ――――






 「そう云う事か。」

 『ぅえ?』


 この頃素っ頓狂な声を出すのが流行りなのだろうか。





 そして、私の彼は エスパー なのだろうか。







 【何したんだよ。】


 顔を近づけて真っ直ぐ見つめられる。







 次の瞬間には壁に押さえ付けられていた手は、

 中也の腰に回されていて、

 中也が床に倒れ、その上に私が乗っかっているという状態だった。






 「やれ。相手にした事。・・・・・・・・・・・・んや、






 ―――――――― 【 それ以上の事を、な。】









 相手が中也と云う恥ずかしさで、私はもじもじと何も出来ずにいる。





 「出来ねぇのかァ?・・・・・・・・・・・・んじゃ、Aの腰壊す。」


 と云い、私は中也の下敷きになる。






 『困る困る困る!!!・・・・・・・・・・・・だから、』



 中也の腰に回っている手に力を入れて、

 ゴロンと横に転がる。



 『・・・・・・・・・・・・///』

 「だから?・・・・・・・・・・・・『『取り敢えず靴脱いで上がろう。』



 そう、此処は玄関で、私達は靴を履いたままだ。




 中也の上から退き、自分の履いている靴を脱ぐ。



 ゆっくりと、時間を掛けて。




 『(如何しよう如何しよう如何しよう・・・・・・・・)』


 任務でしたことを思い出す。

 それ以上の事・・・・・・・・・・・・然も自分から・・・・・・・・





 腰の前に 心臓 が破裂して、・・・・・・・・・・・・死ぬ。


 何て事を考えていると、

 足の圧迫感が無くなって、宙に浮いた。

後編→←honey8 [ハニートラップ]前編 ※細胞さん



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設定タグ:中原中也 , 文スト ,   
作品ジャンル:恋愛
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加奈 - もっと…アゥ! (2020年4月6日 15時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - 苦しい!もっと!もっと! (2020年4月6日 15時) (レス) id: b3d6820988 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - かぐやさん» 有難うございます!中也の甘いのですね♪続編の方で書きま〜す (2019年1月25日 19時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
かぐや - いつも楽しみにしてます!頑張ってください!(中也の甘いの希望) (2019年1月25日 13時) (レス) id: e9b2e1f434 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - nyanyakamilk081さん» バレたら即解体ですねー(笑) 吸血鬼大好きなんです (2018年12月14日 20時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月瀬ゆうめ | 作成日時:2018年8月6日 20時

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