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「真剣に考えとってくれて嬉しいわ!
俺、Aちゃんに支えてほしいなんて思っとらんで?
俺がAちゃん支えたいねん。
やから怖がらんとさ、な?
まああれや、俺が落ち込んだ時に
そっと側にあるだけでええよ。
俺はそれで頑張れるからな?」
そう言われてしまうと、頷くしか選択肢はなかった。
「絶対俺が幸せにしたるから。」
そういうと、照史さんはそっとわたしにキスをした。
「まあAちゃんが沖縄におる間は休み取れたらすぐ来るな?」
「沖縄じゃなくなったら…?」
「そん時はその土地でまた趣味見つけて
怪しまれずに来れるようにするわ〜」
「そんなことできるんですか…?」
「できない土地やったらそんときはもう
Aちゃんの名字を桐山に変えたる。」
それは…プロポーズ…では……?
「どっちにしろいつか桐山に変えたるけどな?」
そう言って笑う照史さんが、やっぱりわたしは大好きで。
いつのまにかこんなに好きになっていた。
きっと、これからも辛いことの方が多い。
仕事だって、人生だって。
だけどそこに大好きな人がいるなら、
少しでも楽しくなるんじゃないかなって。
少しでも人生は色づくんじゃないかなって。
そう思えたのは、照史さんがいたから。
きっと、これからは大丈夫。
どこにいたって、好きって言ってくれる人が
どこかにいるならわたしは頑張れる。
だからね、照史さん?
たまにはわたしにも支えさせてくださいね?
(end)
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ちい(プロフ) - みなみさん» そう言っていただけて嬉しいです!ありがとうございます! (2018年12月3日 18時) (レス) id: 1ec6f62748 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています。 (2018年12月3日 15時) (レス) id: 999b3498fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちい | 作成日時:2018年11月24日 21時