検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:34,853 hit

26 ページ26

照史side

翌朝、生放送のレギュラーのためにスタジオへ向かう。



「なんや今日ご機嫌やな」



長年連れ添った相方にはわかるらしい。



沖縄でなんかあったやろ。とニヤニヤされるもここはスルー。



Aお仕事がんばってくださいね?沖縄だと見れないけど…笑



昨日最後に送られてきたトークを見てにやけてしまう。



「照史まじ顔やばいで?」


と、淳太は笑っているがそれも気にならない。




のは、ここまでやった。



「おはようございます!今日ゲストで出さしてもらう彰です。」



楽屋に挨拶に来たんはまさかのAちゃんの彼氏。



高身長でイケメン、爽やかやし礼儀も正しい。



え、これ勝ち目あるんか?



軽く挨拶をして俺は楽屋を後にした。



自販機で水を買って楽屋に戻ろうとすると、




タイミング俺悪いんかな?




楽屋と楽屋の間の目立たん場所で、彰くんと若手女優がキスしとるんを見てしまった。




その一瞬、目が合う俺ら。



女の子を離すと、困った顔で俺へ近づく彰くん。



「見られてしもたんすねー変なとこ見せてすんません!」



「彼女なん?」



「いや、まあ遊びっつーか…

彼女はなかなか会いに行けないとこにおるんすよ。

まあ彼女っつっても親友みたいな奴っすけどね。」



そう答える彰くんに、強めに言ってしまう。



「その彼女は彰くんからの連絡待ってんちゃうん?

親友みたいな彼女なんやったらなおさら悲しませんなよ。

大事なもん失くすで?」




なに、いい人ぶってんねん。



あぁ、俺は彼女が幸せやったらって思ってまうんやな。



「えーでも桐山さんにもおるでしょ?

遊びの女の1人や2人。」



返された言葉に苛立つ。



お前の彼氏、こんな男やで?



別れて俺と…



なんて言えるわけないけど。



「そりゃ前はな?

やけど今は好きな奴一筋や。」

27→←25



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (61 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
149人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちい(プロフ) - みなみさん» そう言っていただけて嬉しいです!ありがとうございます! (2018年12月3日 18時) (レス) id: 1ec6f62748 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています。 (2018年12月3日 15時) (レス) id: 999b3498fa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちい | 作成日時:2018年11月24日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。