Story64-想い ページ5
小さい頃からずっと言われてきた
2人は付き合ってるの?って質問されても
違うよ、って私は笑顔で答えてた
けどその度にね
ズキン、って胸の奥が痛くなって
あれ?って思う自分がいた
それはずっとずっと分からなかった
その感情が何を意味していたのかも
その時隣に居た京介が少し寂しげな顔をしていたのも
だけど、今
やっとその意味を、分かった気がした
.
.
.
.
.
ばかだね、本当
.
.
京｢……何か言ったか?｣
あ｢………｣
京｢……A?｣
私が何も答えないのを見ると、京介は諦めて私に背を向けた
夕日で赤い、空
吹き抜けるように風が吹いた
…ごめん
ごめんね、京介
京｢……ほら、行くぞ｣
.
いつの日もあの時も
私の事を心配してくれて、隣に居てくれたのは
京介だったよね
気づかなかったのは近すぎたせい
こんなに近くに居て
こんなに大きい存在
そんな君を私は………
.
.
.
.
.
.
.
.
｢………好きだよ｣
.
.
.
再び歩み出した京介の背中めがけて抱き着いた
勢いで京介はちょっとふらついたけど
私は構わずその背中に顔を埋めた
京｢お前っ、何……｣
あ｢……好き｣
京｢……は!?///｣
あ｢私、京介が好きだよ｣
私が顔を上げてそう言うと、顔を赤くさせた京介と目が合う
一緒に居て楽しい
ずっと傍に居たい
君に、触れていたい
これって…“好き”って事だよね
あ｢私、ずっと考えてた…京介の事どう思ってるんだろうって｣
京｢……｣
あ｢でも今さら友達だなんて嫌なの、それじゃ…きっと納得出来ないから…｣
駄目だ、上手く言葉が出てこない
心臓がバクバクいってて手が震える
京｢じゃあ…
俺の彼女って事なら、納得出来るんだろ…?｣
目を合わせた京介は、口角を上げて私に微笑んだ
私もその言葉に肯定して
あ｢………うん｣
小さな声で呟いた
.
京｢ったく、言うのがおせぇんだよ…このバカ｣
.
ラッキーアイテム
革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - ふぶきさん» 京｢…何だよその態度((ﾑｯ｣蘭丸>だだだ黙らないでいいからねっ!; (2012年7月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 京ちゃんっ子さん» あああありがとうございますっ(泣)そんな感激過ぎてなんと言えばいいのか(゜Д゜≡゜Д゜)←はい、是非お友だちになりましょうヽ(・∀・)ノ (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城かおりさん» お久しぶりです(σ*´∀｀)そうですねww後でちゃんと言いつけておきましょう(笑) (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき - 桜田早苗さん» べっつにぃ…
蘭丸:…← (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 89c7568d94 (このIDを非表示/違反報告)
京ちゃんっ子(プロフ) - 桜田早苗さん､いつも楽しみに見てます！ 大ファンです！ぜひお友達になって下さいませ！ これからも応援します！ がんばってください！ (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 84ba2bf5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年5月25日 17時
