Story63-変わらない存在 ページ4
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あ｢え……｣
京｢………｣
一瞬時間が止まったみたいで
私は京介が何を言っているのかよく分からなかった
あ｢昨日の、って……｣
京｢俺が、好きだって言ったやつ｣
ポケットに手を入れたまま目を合わせずにそう言う京介
私はそんな京介をただじっと見つめていた
商店街を抜けた通りは人が少なくて歩道には私達だけ
あ｢無しに、するの……?｣
京｢あぁ｣
どくん、と
心が揺れ動くのを感じた
何だろう、この複雑な気持ち
京｢お前が…何か俺を避けてた気がしたから｣
あ｢そんな、事……!｣
京｢……｣
あ｢ぁ……｣
目を逸らしてたはずの京介の視線とぶつかって
しかもそれが真面目な表情だったから、余計言葉に詰まった
どうしよう
こういう時、何て言えばいいの……?
拳を痛いくらいギュって握った
京｢友達のまんまでいいか｣
沈黙を破るように言った京介の言葉に私は顔を上げた
京｢告白とかそんなの全部白紙に戻して…お前の思う友達っていう関係のままでいいか｣
あ｢ぇ……っ｣
京｢そしたらいつもみたいに…お前も気楽に話せるだろ……?｣
そう、なの……?
私はそんな関係を望んでるの……?
確かに京介の事は幼なじみで、大切な友達だって思ってた
そうやってずっと過ごしてきたから
今さらその関係を変える事なんて出来ないって思ってた
でも
それだけじゃ物足りないって感じるのは何でだろう
京｢いいだろ、それで｣
あ｢………｣
今まで過ごした全部の時間
私はずっと友達だって思ってたのかな
一緒に笑い合った日も
些細な事で喧嘩しちゃった日も
馬鹿騒ぎして周りの人に迷惑をかけた日も
相手が京介だから
楽しい、って思えたんじゃないかな
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あ｢………ばーか｣
今更友達だよ、だなんて
寂し過ぎるよね
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桜田早苗(プロフ) - ふぶきさん» 京｢…何だよその態度((ﾑｯ｣蘭丸>だだだ黙らないでいいからねっ!; (2012年7月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 京ちゃんっ子さん» あああありがとうございますっ(泣)そんな感激過ぎてなんと言えばいいのか(゜Д゜≡゜Д゜)←はい、是非お友だちになりましょうヽ(・∀・)ノ (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城かおりさん» お久しぶりです(σ*´∀｀)そうですねww後でちゃんと言いつけておきましょう(笑) (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき - 桜田早苗さん» べっつにぃ…
蘭丸:…← (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 89c7568d94 (このIDを非表示/違反報告)
京ちゃんっ子(プロフ) - 桜田早苗さん､いつも楽しみに見てます！ 大ファンです！ぜひお友達になって下さいませ！ これからも応援します！ がんばってください！ (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 84ba2bf5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年5月25日 17時
