Story76-違和感 ページ17
―放課後―
あ｢よし…帰ろー｣
委員のさようならの号令と共に散らばって行く皆
私も鞄に荷物を詰め周りを見渡した
すると京介が一人で教室を出て行くのが見えたから
私は思わず服の裾を引っ張って足止めした
京｢…っ!?｣
ガクンとなり驚いた京介は振り向き睨むと言わんばかりに私を見た
京｢何だよいきなり…｣
あ｢ご、ごめん……その……｣
一緒に帰らないのかな、とちょっと寂しく思いながら
私は掴んでいた服を離した
京｢……一緒に帰りたいのか?｣
あ｢!!ち、違……!｣
核心を突かれて思わず否定しまった私
あぁ、何でこんな時素直に言えないんだろう
そんな私を見て京介は少し切なげに微笑んだ気がした
そして私の頭の上にポン、と手を置くと
京｢相変わらずちっちゃいな｣
あ｢なっ、何よいきなり…!!｣
私だって京介くらいの身長があればそんな風に言われずにすんだのに
唐突にそんな事を言い出した京介はバカにするように私の頭をわしゃわしゃと撫でる
京｢…悪い｣
あ｢へ……何が?｣
ピタリと手の動きを止めて京介は呟いた
突然の謝罪に私は首を傾げた
京｢今日もバイトだから、一緒に帰れない｣
あ｢あ…そっ、か｣
悪い、って…そういう意味ね
ちょっとだけ残念…かな
あ｢バイトって…そんなにお金貯めてるの?｣
京｢ん…あぁ｣
私はその時はっきりと見た
京介が…ふい、と私から視線を逸らしたのを
あ｢じ、じゃあ頑張ってね…また明日!｣
京｢あぁ…またな｣
私が小さく手を振ると
京介は早足で教室を出て行った
.
――――――――――――――
テストが近いですはい(´ω｀)
範囲広いくせにテスト週間短いです泣きたくなりますww
一週間弱更新を止めさせて頂きます
ここまでのご閲覧ありがとうございます＼(^^)／
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桜田早苗(プロフ) - ふぶきさん» 京｢…何だよその態度((ﾑｯ｣蘭丸>だだだ黙らないでいいからねっ!; (2012年7月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 京ちゃんっ子さん» あああありがとうございますっ(泣)そんな感激過ぎてなんと言えばいいのか(゜Д゜≡゜Д゜)←はい、是非お友だちになりましょうヽ(・∀・)ノ (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城かおりさん» お久しぶりです(σ*´∀｀)そうですねww後でちゃんと言いつけておきましょう(笑) (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき - 桜田早苗さん» べっつにぃ…
蘭丸:…← (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 89c7568d94 (このIDを非表示/違反報告)
京ちゃんっ子(プロフ) - 桜田早苗さん､いつも楽しみに見てます！ 大ファンです！ぜひお友達になって下さいませ！ これからも応援します！ がんばってください！ (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 84ba2bf5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年5月25日 17時
