Story74-さりげなく ページ15
―次の日―
あ｢いってきます!｣
特に寝坊する事もなく清々しい朝
靴のかかとを鳴らしながらいつもより早めに外へ飛び出した
もしかしたら京介が待っててくれるかなー…なんて淡い期待をしてたけど
あ｢…居るわけないか｣
京介の姿はなくてちょっとだけテンションが下がった
今日はいつもより少し早いからまだ出て来てないのかな、と思ったり
一人で先に行こうとも考えたけど
あ｢昨日は…待っててくれてたよね｣
ふと昨日の京介の姿を思い出して少し待ってみる事にした
そういえば昨日は夜遅くまで京介の部屋の明かりついてなかったけど
そんなに、バイト忙しかったのかな
とか色々考えながら京介が出てくるのを待つけど
10分経っても姿は見えずそろそろ遅刻寸前の時間になってきた
その時丁度ドアが開いて京介がダルそうに出て来た
そんな京介を見て私は
あ｢もぅっ、遅いよ京介…!!｣
京｢え……A?｣
怒鳴る私に京介は茫然としている
あ｢早くしないと遅刻だよ、ほらっ急ごう!｣
京｢…って、お前｣
あ｢んっ?何…!?｣
つかつかと歩く私に京介は話しかけた
私は荒い口調で答えながらも振り向いた
すると出て来たのは予想外の言葉で
京｢俺の事、待っててくれたわけね｣
あ｢えっ……あ、いや…｣
京介にそう言われ私はハッとする
改めてそう言われると何だか照れくさくなってきた
あ｢き、昨日は待っててくれてたから…私も待った方がいいかな、って｣
京｢ふーん…｣
あ｢だ、だから決して一緒に行きたいとかじゃなくて……!//｣
と、私が言うと京介から笑い声が聞こえた
あ｢ちょっ…またそうやって笑うー!!//｣
またバカにされたみたいで、私は一人でつかつかと歩き出した
京｢可愛いな、お前｣
そう言った京介の声は、私には届いていなかった
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜田早苗(プロフ) - ふぶきさん» 京｢…何だよその態度((ﾑｯ｣蘭丸>だだだ黙らないでいいからねっ!; (2012年7月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 京ちゃんっ子さん» あああありがとうございますっ(泣)そんな感激過ぎてなんと言えばいいのか(゜Д゜≡゜Д゜)←はい、是非お友だちになりましょうヽ(・∀・)ノ (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城かおりさん» お久しぶりです(σ*´∀｀)そうですねww後でちゃんと言いつけておきましょう(笑) (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき - 桜田早苗さん» べっつにぃ…
蘭丸:…← (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 89c7568d94 (このIDを非表示/違反報告)
京ちゃんっ子(プロフ) - 桜田早苗さん､いつも楽しみに見てます！ 大ファンです！ぜひお友達になって下さいませ！ これからも応援します！ がんばってください！ (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 84ba2bf5d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年5月25日 17時
