Story73-ちょっとした ページ14
あ｢あー…もう真っ暗だね｣
図書室の整理を終え、学校出た私達
帰り道の途中にある自販機でカルピスを買った私は
ガコン、と落ちてきたペットボトルを拾いながらそう言った
京｢さっさと帰って寝たかったのにな｣
あ｢だから誰のせいだと思ってるのよ…!!｣
少し怒りを込めながら私はペットボトルのキャップを開けた
街灯に照らされた夜道に私達は再び戻った
今日の事でサボりは二度としちゃいけないと心から学んだのだ
京｢…ん｣
あ｢ん、て…何よその手は｣
カルピスを一口飲んだ私にと京介は手を差し出した
京｢一口飲ませろ｣
あ｢………サボってた人にはあげません｣
京｢…その口でよく言えるな｣
あ｢だって京……ってあっ!!｣
反論に気をとられていたのか、その瞬間あっさりとペットボトルを奪われた
京介は躊躇する事もなくカルピスを飲み始めた
……というかこれ、よく考えたら間接キス……
京｢…やっぱり炭酸入りの方がよくねーか｣
あ｢も、貰った方のくせに図々しい…｣
胸の高鳴りがばれないように、平然を保とうと努力した
京介からカルピスを受け取ると私は大人しくキャップを閉めた
京介も何も言わずしれっとしてるから
特に意識する必要もなかったみたい
そして暫く歩いた所で
京｢じゃあ、また明日な｣
あ｢えっ!?京介そっちに行くの…?｣
家は隣同士なんだから、家に着くまで一緒のはずなのに
京介は家とは反対方向の曲がり角に入ろうとしていた
京｢俺バイトだから｣
あ｢え、今から…!?｣
何だ…どっちにしろゆっくり寝れないじゃん、とか思いつつも
あ｢そっか、頑張ってね…!｣
京｢あぁ、じゃあな｣
寂しい、と心のどこかで思いながら
別れ際に小さく手を振ったのだった
ラッキーアイテム
革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - ふぶきさん» 京｢…何だよその態度((ﾑｯ｣蘭丸>だだだ黙らないでいいからねっ!; (2012年7月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 京ちゃんっ子さん» あああありがとうございますっ(泣)そんな感激過ぎてなんと言えばいいのか(゜Д゜≡゜Д゜)←はい、是非お友だちになりましょうヽ(・∀・)ノ (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城かおりさん» お久しぶりです(σ*´∀｀)そうですねww後でちゃんと言いつけておきましょう(笑) (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき - 桜田早苗さん» べっつにぃ…
蘭丸:…← (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 89c7568d94 (このIDを非表示/違反報告)
京ちゃんっ子(プロフ) - 桜田早苗さん､いつも楽しみに見てます！ 大ファンです！ぜひお友達になって下さいませ！ これからも応援します！ がんばってください！ (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 84ba2bf5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年5月25日 17時
