Story72-罰 ページ13
.
京｢……｣
あ｢……｣
京｢あー…めんどくせぇ｣
あ｢ちょっと…ぼけーっとしてないで動いてよっ!!｣
京｢…はいはい｣
時は夕日が沈んでいく夕暮れ
放課後の図書室に私達二人の姿がポツリ
何故私達が今図書室に居るのかは昼休みの出来事に遡る
あ｢だから大人しく授業に戻ろうって言ったのに、京介がサボるとかいうから…｣
京｢お前だって共犯だろ｣
あ｢元はといえば京介のせいでしょー!?｣
あの後教室に戻った私達は当然のようにこっぴどく叱られた
言い訳も通用せず結局罰として放課後、時間を潰してこの図書室の整理整頓を任されたのだった
それなのに京介はさっきから働こうとはせず椅子に腰掛けて携帯をいじってばっか
ようやく動いたかと思っても手伝ってくれる様子はなくて
あ｢もー…早くしないと帰れないよ?｣
京｢…ほら｣
あ｢ちょっ…渡してくれるだけ…?｣
私の隣に来た京介は私が整理している山積みの本の中から一冊取って私に手渡した
私は渋々受け取りながら元の場所に戻そうと腕を伸ばした
でもそれが一番上の段の棚で思ったより高くて
私はかかとを浮かせた
京｢…何やってんだよ｣
あ｢何って直そうとしてるのよ…!｣
京｢背全然たってねーぜ｣
あ｢う、うるさいっ…!!｣
あからさまにバカにされて頭に血が上ってきた
こうなったら意地でもあそこに本を直してやろうと本気になっていると
横から手が伸びてきて私の持っていた本は元の場所に戻された
あ｢え……｣
京｢無理して背伸びする必要ねぇし｣
あ｢あ、ありが……｣
と、お礼を言おうと京介の方を向いた瞬間
視界が真っ暗になって唇を塞がれたのだった
あ｢ぇ……っ///｣
京｢どーした?ボーッとしてる暇ねぇんじゃねーの?｣
あ｢なっ…!//｣
ニヤリと口角を上げてそう言ってくるから
私はバカ、とだけ呟いて大人しく作業に戻るしか出来なかった
その後も30分くらいかかったけど
無事、図書室の整理を終わらせたのでした
ラッキーアイテム
革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - ふぶきさん» 京｢…何だよその態度((ﾑｯ｣蘭丸>だだだ黙らないでいいからねっ!; (2012年7月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 京ちゃんっ子さん» あああありがとうございますっ(泣)そんな感激過ぎてなんと言えばいいのか(゜Д゜≡゜Д゜)←はい、是非お友だちになりましょうヽ(・∀・)ノ (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城かおりさん» お久しぶりです(σ*´∀｀)そうですねww後でちゃんと言いつけておきましょう(笑) (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき - 桜田早苗さん» べっつにぃ…
蘭丸:…← (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 89c7568d94 (このIDを非表示/違反報告)
京ちゃんっ子(プロフ) - 桜田早苗さん､いつも楽しみに見てます！ 大ファンです！ぜひお友達になって下さいませ！ これからも応援します！ がんばってください！ (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 84ba2bf5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年5月25日 17時
