Story61-その先 ページ2
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という事で
連れて来られたのは中庭の一角に置かれたとあるベンチ
屋上は京介が居るだろう、という私の言葉に霧野先輩はこの場所を選んでくれた
霧｢それで…どうしたんだ?｣
あ｢あの…ですね……｣
そこに腰掛け、本題に入る先輩に私は深呼吸をした
あ｢と、友達だと思ってた人に好きだって言われたら先輩ならどうします…!?｣
霧｢……え?｣
あ｢だから、その…例えば幼なじみとかですね……｣
霧｢……くっ｣
あ｢え?｣
私がもごもごと話していると先輩は突然笑い出した
そんな先輩に私はぽかんと口を開けたまま
霧｢剣城にそう言われたのか?｣
あ｢えっ!?///いや、その…｣
霧｢今の話からするとそうなんだろ?｣
あ｢あ、えと……｣
分かりやすいんだよ、と霧野先輩は笑いながら私に言った
私もそう言う先輩にお手上げ状態だった
霧｢もっと早くに言えば良かったのに｣
あ｢え…?｣
霧｢いや、何でもないさ｣
かすかに口角を緩めた先輩はベンチからスッと立ち上がった
霧｢じゃあ、一緒に居る所を見られたら面倒な事になりそうだな｣
あ｢でも話はまだ……｣
霧｢お前は、どうしたいんだ…?｣
あ｢えっ……｣
先輩の真っ直ぐな目で、言葉が突き刺さってきて
私は俯いて考えた
あ｢分かり…ません｣
霧｢……そうか｣
さわ、と風が吹いて木々の葉を揺らした
先輩の長い髪が風になびいていた
霧｢そのうち答えは出るよ、アイツと一緒に居れば｣
あ｢…そう、ですか｣
この時の私はまだ、先輩の言葉の意味を知らずにいた
それだけ言って霧野先輩は校舎に戻って行った
.
あ｢……答え、か…｣
私の心を揺らすようにもう一度強い風が通り抜けた
ラッキーアイテム
革ベルト
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桜田早苗(プロフ) - ふぶきさん» 京｢…何だよその態度((ﾑｯ｣蘭丸>だだだ黙らないでいいからねっ!; (2012年7月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 京ちゃんっ子さん» あああありがとうございますっ(泣)そんな感激過ぎてなんと言えばいいのか(゜Д゜≡゜Д゜)←はい、是非お友だちになりましょうヽ(・∀・)ノ (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
桜田早苗(プロフ) - 剣城かおりさん» お久しぶりです(σ*´∀｀)そうですねww後でちゃんと言いつけておきましょう(笑) (2012年7月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶき - 桜田早苗さん» べっつにぃ…
蘭丸:…← (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 89c7568d94 (このIDを非表示/違反報告)
京ちゃんっ子(プロフ) - 桜田早苗さん､いつも楽しみに見てます！ 大ファンです！ぜひお友達になって下さいませ！ これからも応援します！ がんばってください！ (2012年7月4日 20時) (携帯から) (レス) id: 84ba2bf5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2012年5月25日 17時
