ねぇ、こっち向いて (ページ25)

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体育館の壁に寄りかかりながら、怜と乙女トークしてたら

遅れてエイジくんが来た。

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エ「今日みっくん腹痛で休み〜」

怜「はーい」

エ「なんか楽しそうだったけど、何話してたの？」

『いや、……』

エ「何、好きな人でもできた？笑」

思わず、「は！？」って叫びそうになった。

だって普通…当てる？？

エ「え、まじ？図星？」

私を見やり、コクコクと頷く怜。

エ「なんだよ、１人で先行くなよ〜」

あたしの隣に座って靴を履きながら、エイジくんは笑った。

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サークルの後、更衣室で着替えてたら怜が寄ってきた。

怜「ねぇ、エイジくんに相談したらいいんじゃない？」

『えっ…？』

怜「恋愛相談は異性の方がいいって言うじゃん」

『え、あたしそんなのしたことないよ…』

怜「いいじゃん、してみなよ。エイジくんならちゃんとアドバイスとかしてくれそうだし」

でも……そらくんが気になる、とか

エイジくんには言えないよなぁ、、

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モヤモヤしてたら怜に背中を叩かれた。

『痛っ』

怜「ほら、追いかけなよ。私と話したそのテンションの方がいけるっしょ」

結局あたしは急いで着替えてエイジくんを追うことになった。

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