ねぇ、こっち向いて (ページ20)

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「ただいま〜」って大きな声で言いながら靴を脱ぎ捨てて行くみっくん、

その靴を軽く揃えながら、あたしに「どうぞ」と声をかけるエイジくん。

二人の後ろについて、あたしはお邪魔した。

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リ「あ、おかえり〜」

ツ「ただいま！」

リ「え、A？なんで？」

ツ「一緒にご飯食べるの」

リ「え？？」

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何も知らされず困ってるりっくんと

何も説明しないで早くも袋の中から弁当を取り出してるみっくんを横目に、

エイジくんはあたしをソファに座らせた。

お湯を沸かして、エイジくんもその横に座る。

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『前来た時も思ったけど、ほんと部屋広いよね』

エ「まぁ、いろいろ使うからね」

YouTuberのことをあまり知らないあたしに、エイジくんはちょっとだけどんなことをしてるか話してくれた。

細かいことはよくわからないけど、

あたしは、うんうんって耳を傾けてた。

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リ「あーあ、せっかく久しぶりにみんなでご飯だしお客さんもいるのに、そらもったいないね」

ツ「それなー」

『…そらくんは出かけてるの？』

エ「そう。まぁあいつ遊んでる奴だからね」

『…ふーん』

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