ねぇ、こっち向いて (ページ18)

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Eiji side

アバハウス近くのコンビニに寄った。

みっくんは「今日はエイちゃんの奢りだから」って言いながら、まっすぐお弁当コーナーに行ったけど

Aは俺の横でお菓子を眺めてる。

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エ「遠慮しないでいいよ、栄養失調とかで死なれても困るから」

『死なないよ笑』

エ「お菓子、なんか欲しいのある？」

『これ、食べてみたい』

指さしたのは、期間限定のたけのこの里。

エ「あ、お前たけのこ派？」

『うん。

エイジくん、もしかしてきのこ派だったりする？』

エ「いや、俺はどっちも派」

何それ〜って笑うAを横目に、たけのこの里をひとつカゴに入れた。

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ツ「エイちゃん、俺これがいい！」

みっくんが持ってきた弁当は予想通り、比較的高いやつで。

でもなんか、ここで「おい、ふざけんなよ」とか言ったらAがさらに遠慮しそうだから

今日のところは何も言わないでやろう。

ツ「あれ？Aちゃんまだ選んでないの？」

『あ、いや…それ買ってもらった』

Aはカゴの中のたけのこの里を指さす。

ツ「こんなのご飯になんないよ！

ほら、こっちおいで」

みっくんがAをご飯系のコーナーに連れていってくれた。

その隙に俺はテキトーなカップ麺を取ってカゴに入れる。

りっくんは…これでいっか。

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