雨夜の星 *Birthday present* (ページ6)

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小さいファンページ6

『お兄ちゃんのこと知ってるの？』

『うん！』

『歌も？』

『うん！ママときいてたのー』

あー、ママがJYJペン？

『でもよくお兄ちゃんのこと分かったね？』

『うん！ずっとみてたから』

DVDとかでかな。

ただでさえオーラ消してんのに
まさか子どもに見破られるとは(笑)

でもこんな小さいファンがいることも嬉しくなる。

久しぶりだな、こんな気持ち。

でもそろそろ戻らないと、

マネヒョン捜してるかも…

『ミウちゃん、お兄ちゃんそろそろ戻ろうと思うんだけど』

『うん、まってるもんね？』

『え？あ…うん。ミウちゃんは？
ここにいることおじいちゃん知ってる？
心配してるんじゃないのかな』

『だいじょーぶっ。
もうすぐむかえにきてくれるもん』

『そーなの？おじいちゃんがいるとこまで連れて
行ってあげようか？』

『ううん、いらなーい』

あーー、そう(笑)

『でもぉ、じぃじくるまでいっしょにいて？』

『ふは。うん、分かったよ』

拒まれたと思ったら一緒にいてって…ツンデレか(笑)

まぁ、迎えに来てくれるんだったら
もう少しここにいようかな。

…あ、そうだ。

『ミウちゃん、この時計ありがとう。
すごく大事なものだったから助かったよ』

『ほんとっ？？すごくぅ？』

『うん、すぅっごーーく！！
お返しに何かほしいものある？お菓子とか～、
してほしいことでも～、何でもいいよ^^』

そう言うと

パァァっと嬉しそうな顔をして
後ろ向きで膝に飛び乗ってきた。

『おっふ(笑)あぶねー』

なかなか勢いよく乗ってきたから
軽く仰け反る。

『ふたつあるのぉー』

『2つか、特別だぞー？』

キャッキャッと
嬉しそうに膝の上で跳ねるミウちゃん。

オレの手をスリスリしてる小さな手があったかい。

『おにーちゃんがつくったおうたがききたいな』

『オレの歌？』

『うん！うたってー』

『なんでもいいの？』

『うん！』

んー、どうしよ。