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「はい。俺も大阪出で…こっちに知り合い誰もおらん時に面倒みてもらったり」
渋「面倒？…シェアハウスでもしてたん？」
「んーそんな感じっすね。一緒に寝たり。」
そう言うと渋谷さんはニコニコしはじめた。
渋「そしたら一回くらいはあったやろ？」
「何がですか」
渋「危ない関係に、なったんやろ？」
「なりません！てか男同士です」
渋「最近は男がエエんやで」
…すごく今更って気がするけど渋谷さんは、変態や。
「男経験ありなんすか」
渋「もちろん。たまらんでー、女しか見えてへんみたいなのを快楽に溺れさすん」
思いっきりオスの顔をするから背中がゾクッとした。
別に、俺が襲われるんやないのに。
「…生粋の変態ですね」
渋「生粋の、ってなんやねん！…いや、かぶれよりはエエか…？」
ブツブツ何か言ってる渋谷さんはフと顔を上げて、微笑んだ。
渋「大丈夫、ヒトのは取らんから」
渋谷さんの視線の先には、俺の指にはめられた指輪があって
何故か咄嗟にもう一方の手で指輪を隠した。
渋「遊べるんは今のうちやからな、楽しまな損やで」
スッと遠い目をする渋谷さんと自分はホンマに１つしかかわらんのやろうか。
「…渋谷さんは遊べへんのですか？」
渋「んーん、遊べる期間が決まってるってだけ」
それは俺もです。
言いそうになったけど慌てて口をつぐむ。
アカンアカン、これは内緒にしとけって親父が恐ろしい顔で言うとったんやから。
渋「ヨコが友達紹介してくれるって言うた時、ホンマはめっちゃ嫌やってん」
渋「でも紹介されたんが大倉で良かった、って思っとる。何か気い合いそうやし。」
柔らかく笑えるんや、この人。
「俺もです。渋谷さんなら仲良くなれそう」
渋「それ！今ちょっと敬語外れたやん！…あと、あだ名で呼んでや」
「あだ名？すー君とかですか」
渋「あ、昔の女に呼ばれてたわ」
「なんか嫌や〜笑」
あれ、何か楽しい…？
この時からもしかしたら俺は堕ちてたのかもしれへん。
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きらら397 - おまけありがとうございますー！！もう…作者さんを拝みたいですよ(え)緑さんが教師で赤さんが生徒なの珍しいので、楽しみです〜(>.<)y-~ (2020年11月21日 19時) (
レス) id: 7b4c7754a3 (このIDを非表示/違反報告)
つ な き 。 - お疲れ様でした。今の私のすば倉の補給場所はパスオレさんの作品だけです。新作も読ませて頂きますね！先生×生徒なんて禁断の香り…楽しみです(笑) (2020年11月21日 17時) (レス) id: 4c799f114d (このIDを非表示/違反報告)
tukikirari(プロフ) - ２がいいですー!!中編くらいで！でも1も気になりますー！！ (2020年11月16日 9時) (レス) id: 1f1ce29a10 (このIDを非表示/違反報告)
Lila(プロフ) - すごく面白かったです！私は黄さんの気持ちが気になるので1を読みたいですが、同時に甘々で時に嫉妬ありの短編集もすごく見たいです… (2020年11月16日 4時) (レス) id: 16ea03f2d3 (このIDを非表示/違反報告)
あま(プロフ) - 本当にこの作品大好きです！！ 掛け持ちしてる私としては1つ目を見たい気持ちもあるけど、やっぱり2つ目の短編集がみたいです！！甘々も嫉妬も大好きなので！ これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年11月15日 23時) (レス) id: 7e79ef96da (このIDを非表示/違反報告)
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