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｢ そんなつもりは！ ｣
剛｢ 冗談だよ(笑) ｣
いつもは顔の位置が上にあるから
こんなに近くで見つめ合うなんて恥ずかしい
｢ あの、手を ｣
剛｢ 離してほしい？ ｣
｢ は、い ｣
そう言うと剛典さんは起き上がってソファに座る。私も座るように促される
剛｢ じゃーあ、お願いきいてくれる？ ｣
｢ お願い？ ｣
剛｢ 居候なわけだし？ ｣
｢ … 分かりました ｣
剛｢ ここにいる間、タメで話して ｣
｢ それは無理ですよ！ ｣
剛｢ なんで？昨日話してくれたじゃん ｣
｢ 昨日？ ｣
剛｢ 覚えてない感じ？可愛かったんだけど ｣
｢ ちょっと身に覚えはないです ｣
剛｢ でもタメね！決まりました！ ｣
｢ 無理ですよ〜 ｣
剛｢ じゃあ、手は離しません ｣
手の甲を握られてたのが手を重ねるようになり指と指の間を埋めて、恋人つなぎになった
｢ わ、分かりましたから！タメにします！！ ｣
剛｢ 今からね？よーい、スタート ｣
｢ … ｣
剛｢ 何か話してくれないとつまんないじゃん ｣
｢ 手を、 ｣
剛｢ 最後まで言わないと分かんないなー ｣
｢ いじわる … ｣
剛｢ よく言われる ｣
｢ 手を離し、て … ？ ｣
剛｢ いいよ ｣
やっと恋人つなぎを解かれ
無駄にかいた手汗を服で拭う
剛｢ そうだ、今日どこで寝る？ ｣
｢ え？ ｣
剛｢ 一緒にベッドで寝ちゃうか ｣
｢ だ、だ、ダメです！ ｣
剛｢ あ、敬語使ったね(笑)
そんなに手を繋ぎたいの？ ｣
｢ 違いま、 ！違う、です … ｣
剛｢ ほっんと可愛いな〜(笑) ｣
さっき離したばかりの手をまた握られる
｢ が、頑張るから、いじわるしない … で ｣
握られた手をギュッと握り返す
剛｢ あ … ごめん ｣
握られてた手をそっと離された
剛｢ Aちゃんがベッド使っていいよ ｣
｢ 剛典さんは？ ｣
剛｢ ソファで寝る ｣
｢ 私がソファで寝る！ ｣
剛｢ こんなとこで寝たら風邪ひくよ ｣
｢ 居候だし、剛典さん明日も仕事、でしょ？ ｣
剛｢ たかが数日ベッドで寝なくても平気平気 ｣
｢ 仕事に支障が出たら大変だし！ ｣
剛｢ 心配しすぎ。でもそんなに言うなら今日はベッドで寝させてもらうね ｣
｢ うん！ ｣
別の部屋から毛布を3枚も持ってきてくれた
剛｢ おやすみ ｣
｢ おやすみなさい ｣
真っ暗闇でゆっくり目を瞑った
頭の中で浮かぶのは、健ちゃんの笑顔
あーあ、私どうしたらいいんだろ
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直人大好き - このお話し読んでいてとても素敵な話しでした。でもやっぱり主人公と直人さんが一緒に成って欲しいです。更新頑張って下さい。又続きが読めるのを期待してます。 (2018年9月29日 9時) (
レス) id: 686629670a (このIDを非表示/違反報告)
優人(プロフ) - 小麦さん» 本当ですか？ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しい限りです(^^)小麦さんの為にも更新頑張りますね！ (2018年3月4日 3時) (レス) id: 78c0e6a77c (このIDを非表示/違反報告)
小麦(プロフ) - ずっと楽しみに待ってました！！このお話とっても好きです！更新頑張ってください(^ ^) (2018年2月28日 8時) (レス) id: 896866d73b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優人 | 作成日時：2018年1月24日 1時
