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外は真っ暗、灯はうちの家くらいなもの
その中2人で暖炉に手をかざし温まる
「 ねぇねぇ 」
健「 なんや?寒いんか? 」
「 ちゃう。クリスマスって剛典さんと過ごすべきなのかな? 」
健「 あ〜、せや、あと2週間くらいか 」
「 どう思う? 」
健「 そうなんやないの?
あれか、直人さんと過ごしたいんか 」
「 欲を言えばね。でも気にしてない。ただ、剛典さんに一向に誘われないからさ 」
健「 欲張りなお姫様やな〜 」
「 そんなんじゃないし! 」
" ブッーブッー "
「 え、剛典さんから電話 」
健「 噂をすればってか 」
「 もしもし 」
剛「 もしもし、Aちゃん? 」
「 はい。どうしました? 」
剛「 お家に来てみたら留守みたいだったから電話掛けたんだ 」
「 あ、今、健ちゃんと別荘に来てて家に誰もいないんですよ 」
剛「 そうだったんだ。それなら用件は今言っちゃうね 」
「 はい 」
剛「 24日予定空いてる? 」
「 空いてます 」
剛「 ご飯食べに行かない? 」
「 もちろんです 」
剛「 詳しく事はまた連絡するね 」
「 分かりました 」
剛「 それじゃあ、おやすみ 」
「 おやすみなさい 」
プツン
健「 クリスマス誘われたんか? 」
「 うん。ご飯食べに行きませんか?って 」
健「 良かったやん 」
「 うん … 」
健「 お嬢? 」
「 あ、新しい服買わなきゃだね! 」
健「 … 本間に阿呆やな 」
「 え? 」
健「 何でもないわ 」
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作者名:優人 | 作成日時:2017年8月10日 1時