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天「 そこまで言うなら … 分かった 」


リ「 とりま練習しとく? 」


天「 え、何の?(笑) 」


リ「 返事を聞きに行く練習に決まってんでしょ 」


「 その練習必要?(笑) 」


リ「 必要だからやんのよ!
天音はいざという時にチキりそうだし! 」


「 それは … 言えてる 」


リ「 Aが健ちゃん役ね 」



今から練習に入ろうって時に


" コンコン "



「 誰だろ 」


リ「 出ていいよ 」


「 分かった 」




" ガチャ "


「 あ、直人さん 」


片「 来ちゃったんだけど …
もしかして、タイミング悪かった? 」


天「 あ!いや、私達は全然! 」


リ「 重要な話なんてしてないし! 」


天「 今すぐ撤退します! 」


リ「 Aおやすみー! 」


天「 おやすみ! 」


「 え、あ、おやすm … 」


" バタンッ "



片「 完全にタイミング間違ったか、(笑) 」


「 そうだったかもしれないですね …(笑) 」


片「 ごめんね、女子会の邪魔しちゃって 」


「 そんな大丈夫ですよ!
それより、どうしたんですか? 」


片「 話したいな〜って思って来ちゃった 」



そう言って彼はソファではなくベッドのフチに深めに腰掛ける。私もその横に腰掛ける


改めて見たら直人さんはお風呂上がりらしく、顔が少し赤らめて髪もふわふわしていた


今日はずっと避けられてた気がしたから話したいと言ってくださって安心した



「 何のお話します?スキーとか、 」


片「 今日ずっとAちゃんと話したいって思ってたんだ 」


「 え?、はい 」


片「 でも、臣とか大樹と仲良くしてたりしてるの見たら話しかけられなくて。ね? 」


「 仲良くなんてしてませんよ? 」


片「 そう?流石に泣いてるのを慰めてる大樹を見た時はちょっと悲しかったけど、 」


「 あ … あれは 」


片「 Aちゃんは俺が今感じてる気持ちの名前分からないでしょ? 」


「 悲しみ、とか? 」


片「 違うなー 」


「 それじゃあ何ですか? 」


片「 ここ。来て 」



直人さんがトントンと指先で叩く場所はベッドに座ってる直人さんの脚の間



「 え、! 」


片「 大丈夫だから 」



腕を優しく掴まれ誘導されるように座る

浅く座ったんだけど直人さんの腕がお腹に回ってきてグッと後ろに引き寄せられた

私の肩下まである髪を耳にかけサイドに流した


それに加えて
私の首辺りに顔を寄せるから密着状態に


「 直人さんっ、近い … 」


片「 ん〜、Aちゃんの匂いする 」

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作者名:優人 | 作成日時:2017年8月10日 1時

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