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テーブルの上で直人さんと健ちゃんと大樹くんといつの間にか臣がゲームしていた


「 何のゲームしてるの? 」


大「 人生ゲームって知ってる? 」


「 知らない 」


大「 簡単に言えば双六みたいなもの 」


健「 お嬢もやるか? 」


「 うん! 」



そこから1時間くらいボードゲームで盛り上がった


「 やった、ゴール! 」


大「 いえーい!2位だね 」


「 大樹くん1位だもん、すごいね! 」


臣「 健ちゃんには負けないから 」


健「 こっちのセリフやっちゅーねん 」


片「 よし、ゴール! 」


「 直人さん3位〜 」


健「 6来い!6!… あー、3や 」


臣「 これで6出たら俺の勝ちだね 」


健「 まじか、1来い、1! 」


「 … 6じゃん(笑) 」


臣「 よし!ビリ回避ー! 」


健「 あかん、負けた … 」



リ「 A、終わった? 」


「 うん! 」


天「 なら部屋に行こ 」



自分で持ってたお札を元の場所に戻して部屋に向かう


リ「 ちょー長いんだけどー 」


「 人生ゲーム楽しかった〜 」


天「 リアルに1時間くらいしてたよ? 」




" ガチャ "


部屋のドアを開けるなりソファに座る


リ「 さっさと女子会始めよ 」


「 そうだね、それで天音はどうしたの? 」


天「 ずっと相談しようと思ってたんだけどね 」


「 うん 」


天「 健二郎くんと買い物行ったじゃない? 」


リ「 Aが直人と花火しに行った日ね 」


「 めちゃくちゃ前の話だね 」


天「 あの日、実は健二郎くんに告白したの 」


「 … 告白って、恋愛の? 」


天「 うん 」


リ「 「 ええーっ!! 」 」


リ「 てかまず言うの遅すぎるっしょ!! 」


天「 色々あったから相談するタイミングなくて 」


「 それで返事は!? 」


天「 それがね。聞きそびれて … 」


リ「 … は? 」


「 聞きそびれるなんて事あるの? 」


リ「 普通はないよ 」


天「 そうだよね、(苦笑) 」


リ「 要するに告白するはしたけど返事をもらい損ねたと 」


天「 … まさしく、そうなんです 」


「 いつ聞きに行くの? 」


天「 そうそれ!いつ聞きに行けばいいかな? 」


リ「 いやいや!今じゃん! 」


天「 え、無理だよ!心の準備が、 」


リ「 恋愛に心の準備なんて要らないの!
今夜中に意地でも聞きに行きなさいよ! 」


天「 そんな 」


リ「 今日聞かなかったら次の機会なんていつか分からないんだよ? 」


「 私も今日の方がいいと思う 」

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作者名:優人 | 作成日時:2017年8月10日 1時

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