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リ「 なんか修学旅行みたい(笑) 」
「 修学旅行か、 」
天「 Aの部屋でもい? 」
「 大丈夫だよ 」
天「 じゃあ、決まりね 」
雑談をしてリリア、天音、私の順でシャワーを浴びる
私が浴びてる間に2人はのぼせたと言って先に上がって行った
シルクのパジャマに袖を通すと少し肌寒い気もする
脱衣場から出ると臣とはちあわせた
「 びっくりした、 」
臣「 こっちのセリフだから 」
「 いやいや、こっちのセリフだし(笑) 」
寒いから早くリビングに向かおうと思ったら
腕を掴まれた
「 え、なに 」
臣にそんなことされる事なんてないから驚き
臣「 あのさ 」
「 なに、? 」
臣「 さっき言い損ねたんだけど 」
「 さっきって? 」
臣「 スキー行く前 」
あー、私の部屋で話してた時のことかな?
健ちゃんが話の途中で入ってきたんだっけ?
「 はいはい、それで? 」
臣「 来年は皆で来れないかもって言ってたけどそれは結婚があるから? 」
「 … そうだよ 」
臣「 だとしたら間違ってる 」
「 え? 」
臣「 お前が誰と結婚しようが俺らには関係ねぇ。それが許嫁だろうが直人さんだろうが 」
「 …… 」
臣「 どんな過酷な状況下にいてもお前と俺らはずっと友達だ 」
「 … うん、 」
臣「 ここに皆で来れなくたって絆は壊れないし、誰にも壊せない。そうだろ?A 」
臣の顔が見れなくて下を向いて頷く
臣「 こっち向けよ 」
両頬を横に引っ張られ顔を上げさせられる
臣「 Aのくせに変なとこで悩んでんじゃねぇよ、ばーか 」
「 ばかじゃにゃい(ない)し! 」
臣「 ブサイクな面(笑) 」
「 手をはなしぇ(せ)! 」
臣「 なんだよ、しぇって(笑) 」
笑いながら手を離してくれた
「 もう痛いな〜!仕返ししてやる! 」
臣のほっぺたを引っ張ろうとするけど届かない
ジャンプしても無理だし
「 嗚呼〜もう色々馬鹿みたいだわ(笑) 」
2人で笑いながらリビングに入る
天「 本当にあんた達仲良いよね 」
「 仲良くないでしょ!どうみても 」
リ「 ま、いいけど(笑) 」
「 あー!ゲームしてたの? 」
エ「 そそ。私達はやってないけど 」
「 楽しそー 」
天「 混ぜてもらえば? 」
「 うん! 」
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作者名:優人 | 作成日時:2017年8月10日 1時