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エ｢ そろそろ、そっち行く？
私達ここに居てもしょうがないじゃない ｣
｢ そうだね、下に行って雪で遊ぼ！ ｣
こうして２人でゴンドラに乗り一足先に到着
雪だるま作りに励む
｢ 見て！これ胴体！大きいでしょ！ ｣
エ｢ はいはい ｣
えりちゃんは作らずに
少し離れたところで座り込んでいる
｢ 楽しいのにな〜 ｣
臣｢ なんだそれ、不細工な雪だるまだな ｣
｢ え！？てか、不細工とか言わないでよ！ ｣
臣｢ Aにそっくり ｣
｢ まぁ、ペットは飼い主に似るっていうからね … ってこら！！ ｣
臣｢ しんど(笑) ｣
｢ そう言うこと言ってるとー ｣
手に持ってた雪を臣にぶつける
臣｢ あ、やったな ｣
秒で投げ返される始末
そこから２人で雪合戦してると皆続々降りてきた
顔に当てられたりとかして２人で爆笑しながらして楽しかった
天｢ 臣も楽しそうだね ｣
リ｢ 雪合戦とか嫌いそうなキャラなのに ｣
健｢ 確かに(笑) ｣
大｢ あんなに笑顔の臣さん見たの初めてかも ｣
片｢ もう夕方だしそろそろ帰る？ ｣
健｢ 本間や！そんじゃ、帰りますか ｣
天｢ ほら、そこの幼稚園児ふたり！ ｣
臣｢ ｢ 幼稚園児じゃない ( ねぇ ) し！！ ｣ ｣
リ｢ はぁ、もう置いて行こ ｣
健｢ せやな ｣
皆、私達に背を向けて車の方へ歩いて行く
なんだかんだで冷たいんだよな
臣とふたりでワーワー言い合いしながら歩く
ウェアを脱ぎ、車は同じ位置に乗り込み
乗った途端に皆それぞれ俯き出す
私は来る時寝たからそんなに眠くなくて運転してる健ちゃんに小声で話しかける
｢ ねぇ、健ちゃんは眠くないの？ ｣
健｢ ちょっとは眠いかな ｣
｢ そうだよね ｣
健｢ お嬢も着くまで寝とき？ ｣
｢ うん、運転変われなくてごめんね ｣
健｢ そないなこと気にせんでええの。はよ寝 ｣
｢ 分かったー ｣
暖かい車内では目を瞑るだけで眠りに落ちることが出来た
────────
目を覚ますと車内に１人取り残されてる
幸いまだ暖かい内に目が覚めて良かった
てか、なに、皆酷くない！？起こしてくれてもいいじゃん！私ちょっと怒よ？おこ！
せっかくだしってことで別荘付近の散策
こっちは車が通れるように除雪車の通った道とかがあって雪が積もってなくて遊べない
坂道を下ると車道が見えた。それ以外は皆無
つまんなくて今度は坂道を上る
そうすると私を呼ぶ声が聞こえる
｢ なに？ ｣
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作者名：優人 | 作成日時：2017年8月10日 1時
