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二人でベッドのふちに座る
その場には重い雰囲気が流れて声を出すのを躊躇う
片｢ 怖いとこ、見せちゃったね ｣
｢ … ｣
片｢ ごめん ｣
｢ 直人さんが謝ることじゃないです ｣
片｢ 僕はAちゃんに謝 … ってばっかだ、 ｣
｢ そんなこと ｣
片｢ こんな姿、ｽﾞｽﾞｯ …
見せるつもりじゃなかったんだけどな(笑) ｣
｢ なおとさ、ん … ｣
片｢ いい歳して女の子の前で泣くなんて。
だせぇな、俺 …(笑) ｣
｢ そんなこと言ったら
私、何回直人さんの前で泣いたことか ｣
片｢ Aちゃんはいいんだよ ｣
｢ 何でですか？ ｣
片｢ 女の子なんだから。
それに俺のこと頼ってくれてるんでしょ？ ｣
｢ 直人さんといるとなんだか安心しちゃって ｣
片｢ ありがとう、嬉しいよ ｣
｢ 直人さんは私のこと頼ってくれてるんですか？ ｣
片｢ え？ ｣
｢ だって、私の前で泣いてるじゃないですか ｣
片｢ そっか、ははっ、そうだね(笑) ｣
｢ 直人さんに頼られて光栄ですよ。
私といると安心しますか？ ｣
片｢ 安心っていうか、なんだろう。Aちゃんのこと守らなきゃって思うし、同時にここにいてもいいんだって思う ｣
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作者名：優人 | 作成日時：2017年8月10日 1時
