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｢ お世話になりました！ ｣
隆｢ これからは体調管理ちゃんとするんだよ ｣
｢ うん！でも、隆二先生いるから安心だね ｣
隆｢ こっちが安心出来ないよ(笑) ｣
｢ じゃあ、隆二先生またね！ ｣
隆｢ 医者に またね はダメでしょ ｣
｢ それじゃあ、隆二くんまたね！ ｣
隆｢ … それは反則だろ(笑) ｣(小声
入院数日で退院までこぎつけた
剛典さんは初日以来いらっしゃらなかったけどあの３人はよく来てくれた
本当にいつも感謝しかないよ
今度ちゃんとしたお礼しなきゃな 〜
────────
何日ぶりかの我が家に到着
｢ ただいまーー！ ｣
健｢ 誰もおれへんって(笑) ｣
｢ いーの、いーの ｣
健｢ しっかし、元気そうで何よりやわ ｣
｢ Aは完全復活です！ ｣
" プルルルル "
｢ あ、私のか ｣
画面を見ると臣の表示がある
｢ もしもし ｣
臣｢ あ、もしもし ｣
｢ どうしたの？ ｣
臣｢ 今日の夜行っていい？ ｣
｢ いいけど、何で？ ｣
臣｢ ほら退院祝いしないとだろ？ ｣
｢ そんなの別にいいのに ｣
臣｢ 気にすんな、とりあえず行くから ｣
｢ 分かった。待ってる ｣
" ツーツー "
健｢ 誰やったん？ ｣
｢ 臣 ｣
健｢ なんやって？今日の夜来るって？ ｣
｢ え！？健ちゃんエスパー？ ｣
健｢ な訳ないやろ(笑)勘や、勘 ｣
｢ 恐るべし健ちゃんの勘！ ｣
健｢ どうせ今日の晩飯は豪華にしようと思ってたから丁度ええわ ｣
｢ あ、そうだ！健ちゃん！
料理教えてって話はどうなりました？ ｣
健｢ 完全に忘れとった！
ほんなら今日は一緒にやるか？ ｣
｢ いいの？！やりたい！ ｣
健｢ よっしゃ！作るで！ ｣
────────
" ドンドンドンッ "
｢ 外うるさくない？ ｣
健｢ そういえば、せやな ｣
｢ 私見てこよっかな、臣かもだし ｣
健｢ 臣やったらチャイム押すやろ。
俺が見てくるからお嬢はここにおれ ｣
｢ 分かった ｣
健ちゃんが足早に玄関に向かう
数分経つと健ちゃんの大きい声が聞こえた
健｢ なにしてんすかっ！ ｣
｢ え、どうしたんだろ … ｣
泥棒とか … ？
すると間もなく厨房の扉が開いた
開けたのは健ちゃんだった
｢ 何したの？ ｣
健｢ 俺にもよう分からんけど女の人が入ってきてん、お嬢のこと知ってる人やった ｣
｢ え、だれだろ ｣
健｢ とりあえず、ここは危ないから逃げるで ｣
｢ うん ｣
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作者名：優人 | 作成日時：2017年8月10日 1時
