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その日の夜のこと
" ガチャ "
｢ ノックくらいして … って ｣
登｢ おう ｣
｢ あ、どうも ｣
臣が1人で来るのは珍しい、ほぼ初？
｢ … あの、どうしました？ ｣
登｢ なにが ｣
｢ いや、１人で来るの珍しいな〜、、って ｣
登｢ １人で来ちゃダメなわけ ｣
｢ そんなことは一言も ｣
登｢ 来週の土曜 ｣
｢ え？ ｣
登｢ 来週の土曜、夏祭りって。直人さんが。 ｣
｢ え！来週！？ ｣
登｢ 騒ぐなよ。煩い ｣
｢ あ、ごめんなさい、 ｣
こういうとこ苦手なんだよね、単純に怖い。
もうね、ガン飛ばされてるんだよ！やばいって
でも、萌え袖で肘ついてるのは可愛いけど
登｢ それを知らせに来ただけだから ｣
｢ そういえば
臣って直人さんとは何繋がりなの？ ｣
登｢ その質問ってさ、直人さんに興味があって聞いてるんだよな？ ｣
｢ え、そうだけど？ ｣
登｢ だろうな。Aには教えない ｣
｢ なんでよ ｣
登｢ そんな知りたいなら直人さんに聞けば？ ｣
｢ なに怒ってんの？ ｣
登｢ 別に ｣
なにそれ！ちょっとイライラするんですけど！
もうこの際どうにでもなってまえ〜！
｢ 臣っていつもいつも怖い ｣
登｢ はぁ？ ｣
｢ 冷たいし、素っ気ないし、私と話してる時全然笑ってないじゃん ｣
登｢ そんなつもりはない ｣
｢ あーーそうですかー ｣
登｢ Aこそ、他と態度違くね？ ｣
｢ そんなことなくない？臣だって、健ちゃんだって、直人さんだって皆一緒だもん ｣
登｢ いや違う ｣
｢ 何が違うって言うの？｣
登｢ 全然笑ってない。自覚ねぇの？ ｣
｢ いやいや！笑ってるから！｣
登｢ だから、笑ってねぇって ｣
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作者名：優人 | 作成日時：2017年5月29日 22時
