検索窓
今日:11 hit、昨日:0 hit、合計:25,394 hit

6 ページ6

直人さんが帰ってきてもなお
我が家へ足を運ぶ3人の頻度は変わることなく


特に天音は二日に一回は来てる


毎日暇してるこちらの身からすれば
有り難きことこの上なしではあるんだけど



天「 お夕飯も頂いたし
今日はこのへんで帰らせてもらおうかな 」


「 分かった!また暇あったら来てね! 」


天「 オッケー!じゃあね!健二郎くんも 」


健「 気をつけてな 」


天「 うん! 」



" ガチャ "



彼女が部屋を出ていったあと、その前まで談笑していた位置に戻る



健「 はぁ … 」


「 なに、その、恋する乙女感は 」


テーブルに肘ついて溜め息してるんですよ!?




健「 天音さん可愛ええよなー 」


「 それ前から言ってるけど、好きなの? 」


健「 ん〜分からんけど、嫌いやないよ 」


「 可愛くて嫌いじゃないなら
好きでいいじゃないの?健ちゃん 」



そうだよね?可愛くて嫌いじゃないなら少なからず好きなんじゃないのかな?



健「 それじゃあな?かっこよくて嫌いやないなら好きでええんちゃうの?お嬢さん 」


うーわー、痛いとこ突いてくるなー




健「 直人さんのこと好きなんやろ?
そろそろ認めたらどないなん? 」


「 私の話はいいの!今は健ちゃんの話だし! 」


健「 せやけど … よう分からんねん 」


「 恋愛なんてそんなもんじゃないの? 」


健「 誰が言うとんねん(笑)」


「 あ、ねぇ、好きか好きじゃないかって見分ける方法とかないの? 」


健「 そうやなー。相手のやなとこも含めて、好きって言えるんなら本間に好きや。ってよう言うけどな 」



嫌なとこ?嫌なとこ … ってどこだろ。

嫌なとこが垣間見えるほど
長い時間一緒にいるわけじゃないからな〜



「 あ!でも、健ちゃんの嫌いなとこないよ! 」


健「 だから、どうしてん 」


「 これって好きじゃないの? 」


健「 は?ちゃうやろ(笑)」


「 なんで? 」


健「 なんでって … そういう関係やないやん? 」

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
77人がお気に入り
設定タグ:NAOTO , 登坂広臣 , 三代目
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:優人 | 作成日時:2017年5月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。