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｢ 恥ずかしいからやめてよ ｣
健｢ 何か作って来たるな！ ｣
天｢ あ、私もついて行っていいですか？ ｣
健｢ ええで ｣
リ｢ ん〜、じゃあリリアも行く ｣
" ガチャ "
気を遣ってくれたのかな？
天音の場合は違うか(笑)
直人さんとふたりっきりになってしまった
と、思ってたのも束の間
" ガチャ "
｢ … あ、臣 ｣
臣｢ っ、！ … あ、臣じゃねぇよ ｣
｢ え、臣も泣いちゃう？ ｣
臣｢ 泣かねぇって ｣
｢ なんだ、私が起きて嬉しくないの？ ｣
臣｢ ばーか。嬉しいに決まってんだろ ｣
｢ それならいいけど！ ｣
臣｢ 泣かないから。
泣かないから … 今だけ抱きしめさして ｣
｢ へっ？ ｣
目の前が真っ暗になったと同時に臣がいつもつけてる香水の香りがフワッと鼻腔をかすめる
嗚呼、この匂い好き
それと臣に抱きしめられるのも好きかも。
なんかお兄ちゃんに抱きしめられてるみたい
深い安堵感と共にすごく心強く感じる
片｢ あの、おふたりさん？
僕もバリバリいるんだけど(笑)｣
臣｢ あ、すいません ｣
｢ へへっ(笑)｣
" ガチャ "
健｢ 夕飯持ってきたで〜 ｣
｢ ん〜！いいにおいする！、あっ！ ｣
ベッドから降りて立とうと思ったら
４日も眠ってたせいかバランスを崩した
片｢ おっと、危ない、セーフ ｣
二の腕を掴んで支えてくれた
毎度毎度、直人さんに助けられてる気がするのは私だけ？(笑)
｢ すいません ｣
片｢ 病み上がりなんだからゆっくりしてなさい ｣
｢ はーい ｣
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作者名：優人 | 作成日時：2017年5月29日 22時
