11 ページ11
片｢ 思いついた？ ｣
足をパタパタさせながら聞いてくる
｢ まだ１個しか思いつかなくて ｣
片｢ それでいいよ！はい、呼んでみて ｣
簡単に言いますけど、こっちは超恥ずかしい
例えるとなんだろ …
自分が熱唱してるのを不意に他人に見られた時くらい恥ずいものですよ？
片｢ ほらー、はやく ｣
急かさないでほしいものだ、、
｢ 、いきますよ？ ｣
片｢ うん ｣
｢ ふぅー ｣
片｢ はやく〜 ｣
｢ … な、なおくんっ！ ｣
言いました！言いましたよ！わたし！
あー！言った！言ったね！緊張したー！
片｢ … もう１回聞きたいかも(笑)｣
｢ え！？ それは期待に応えかねます、、 ｣
片｢ すごい可愛かったからさ〜、ね？ ｣
可愛かった？
え、今直人さんに可愛いって言われたの？
私が？
あ、でも直くんって単語が可愛いってパターンもあるのか … ( 苦笑 )
｢ 無理です！ ｣
片｢ えー！ずっとそれで呼んでもらいたいくらいよ？ ｣
｢ もう呼びません！(笑)｣
片｢ じゃあ、呼び捨ては？ ｣
｢ そんなの！
あだ名よりハードル高いじゃないですか！｣
片｢ ちぇっ ｣
ちぇっ、ってどこの子供ですか！(笑)
片｢ あ、そうだ、臣から聞いた？ ｣
｢ えーと、夏祭りのことですか？ ｣
片｢ それそれ ｣
｢ とても行きたいんですけど、やっぱり行けないですよ ｣
片｢ その理由って言いつけだったりする？ ｣
｢ はい … ｣
片｢ 僕がどうにかするから。絶対に連れ出してあげるから。｣
どこからその自信が来るのか分からない。
第一にこれバレて困るのって、私じゃなくて、健ちゃんと直人さんなんだよね。
そう考えると安直な考えはしちゃいけないし、過ぎってもいけない気がする。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優人 | 作成日時：2017年5月29日 22時
