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その翌日も3人揃って遊びに来た



「 ねぇ、毎日家に来て仕事とかしてないの? 」


天「 3人とも仕事してるよ 」


リ「 リリアね、こう見えてダンサーなの 」


「 踊ってるの?」


リ「 そう!バックダンサーとかやってるの!」


「 すごーい!」


リ「 直人ともダンスで知り合ったんだよ 」


「 直人さんってダンスしてんだ 」


天「 私はね、お花屋さんで働いてるの 」


「 じゃあ、お花詳しいんだ!すごいな 〜 」


登「 …… 」


実は
今日家に来てから一言も喋ってないんだよね、この人。



「 臣は?」


登「 … 美容師 」


「 女の人の髪とか切ってるんだ 〜 」


登「 そうだよ。なに、妬いた?」


「 はぁ?そんなんじゃないし!」


登「 はいはい、直人さん一筋だもんな 」


リ「 そういえば、帰ってくるの明後日じゃなかったっけ?」


天「 20日だから〜明後日だね 」


「 明後日帰ってくるの!?直人さんが!」


リ「 一気にテンション上がったよ、この子(笑)」


天「 そろそろ好きだって認めたら?」


「 認めませーん 」



好きだって認めたらどうにかなりそうで怖い

自分の気持ちに正直でいたいのは本音だけど
どちらかというと恐怖心の方が心を支配する

それにブレーキがかけられなくなったら、後々困るのは私自身なわけだしさ。



「 ねぇねぇ、臣 」


登「 ん?」


「 私の髪切ってよ 」


登「 別にいいけど、長い髪いいの?」


「 うん、久しく切ってなかったし、お願い!」


登「 分かった、車から道具取ってくるわ 」



臣が部屋に戻ってきて、早速切ってもらうことにした

リリアと天音は健ちゃんのとこに遊びに行ったから今は部屋に臣とふたりっきり



登「 どれくらい切る?」


「 肩より少し長いくらいがいい 」


登「 ん 」



そう一言放ち、黙々と手を動かす。



「 今日、元気なくない?」


登「 そ?」


「 全然喋ってないし、何かあった?」


登「 あった 」


「 あるんだ … 良かったら相談乗るよ?」


登「 ばーか。お前のことだよ(笑)」


ニコニコ笑顔で頭を小突かれた

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作者名:優人 | 作成日時:2017年5月29日 22時

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