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『明日、あのカフェで待ってる。
話せるようだったら来て』
次の日にきた、蓮からのライン。
通知だけ見て、返事はまだ返せてない。
よくよく思い出して考えてみたら、蓮に対してひどいことを言ったと思う。
蓮の顔見て話すのつらい、だなんて。
ふっかと別れたのは蓮のせいじゃないのに。
ちょっと考えただけで涙腺やばい。
まじでダメだって、しっかりしろ俺。
テイクアウトしてきたラーメンをチンしてちゃんと食べてよく寝よう。
そしたら、また元気になるから。
ご飯の用意をして、リビングのソファに座る。
ちょうどその時にスマホが鳴って画面を見てみると、
ふっかからの着信だった。
突然の事に出るのに躊躇う。
何を言えばいい？
何を話せばいい？
あれだけふっかのことばかり考えてたのに、いざとなると尻込みしてしまう。
だって、
声を聞いたらきっと泣いてしまう。
縋ってしまう。
そんなの嫌われちゃう。
鳴り止まない着信音。
ゆっくりと、通話ボタンをスライドした。
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作者名：chugi
| 作者ホームページ：
作成日時：2023年2月4日 21時
