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「お前もプロなんやから仕事との分別くらい言わんでもわかってるやろーが。
俺がキレてんのはそこちゃう。お前がはっきりせんからや」
「え、どうゆうこと？」
「 … この画、お前の大好きなしょーたさんに写メしてえーんか？」
ぎろりと睨む顔、こわっ。
「 や、それはあかん。ごめん」
パッと腕を上げて狂犬さまを解放。
「ちょうど休憩時間やねんから今すぐ安田くんにメールか電話入れろ」
「は？え？ なんでなん？そんなん急に、仕事かも知れんのに迷惑やん … 」
「好きなら迷惑とか思わんわ。仕事なら出やんし、あとから折り返してくるやろ。お前マジうざいねん。見ててイライラするし、鬱陶しい」
「 なんなん、誠也くん！それは言い過ぎやろっ」
「だまれ。会いたいねんやろ。やったら、会いたいって言えや。ガキンチョがどこまで気を遣ってんねん。大人になったらもっと我慢せなあかんことが増えてくんねんぞ。今わがまま言わないつ言うねんっ」
一気に捲し立てた誠也くんを茫然と見つめる。
…… わがまま。
だって、そんなんあの人を困らせたくないからやん。
わがまま言って、嫌われたくない。
でも、
俺いつもそんなんやんなぁ …
章大さんのことになったらウジウジウジウジ… 受け身になってしまう。
でも、だって、… そんな自分が嫌になる。
「なぁ、とりあえずライン入れてみたら？」
俯いた俺に優しい誠也くんの声。
本当は面倒見いいん知ってるよ。
「…… うん 」
あかん、泣いてる俺ダサい。
画面がぼやけて見えへん。
ただでさえ目ぇ細いのに、涙で余計と細なって見えへんて。
でも頑張ってタップした言葉。
『章大さん、会いたい』
たった、それだけ。
それだけが言えへんかった。
章大さんに近づきたくて、もっとそばに行きたくて、学校だって仕事だってなんでも頑張る。
ほんとはグループを離れてピンは寂しいけど、それも頑張る。
だから、だから。
章大さんに会いたい。
会いたい。
通知音が鳴った。
「 … あ 」
画面を見た誠也くんの手が俺の頭をわしゃわしゃと撫でる。
『おれも会いたい』
.
稽古入ったらまた暫く会えんからと、
久しぶりに会った章大さんは役作りのために薄らと髭を蓄えていて、── セクシーやった。
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chugi(プロフ) - 華月さん» 記憶喪失ネタを思いついたのですが、きっと書き切れないだろうとこんな短編に😆お互い大事過ぎて切ないのがお伝えできていれば😊さのやすの未来に幸あれ！！コメントありがとうございますー❣️ (2022年1月30日 21時) (
レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - うわぁぁぁ😭😭😭佐野くんのまっすぐ過ぎる愛情も、愛ゆえにそうしそうなヤスくんも…いとしすぎて切ない😭😭😭さのやすの未来に幸あれ！！ (2022年1月30日 21時) (レス) @page48 id: a0ab68cfff (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - めろんぱんさん» わたしの方こそありがとうございますっ🥲 (2022年1月30日 13時) (レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - はぁぁあすきです ありがとうございます涙 (2022年1月30日 12時) (レス) @page48 id: 778b61c141 (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - 華月さん» 難曲と外での歌唱にもしかしてまた届かないんじゃ…😨との心配を吹き飛ばしてくれましたね😆ほんと良かったー❣️佐野くんブログでしょーたさんに報告した事言ってくれないなーと待機中でございます^ ^うへへっこちらこそありがとうございます！ (2022年1月19日 8時) (レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chugi
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年9月27日 9時
