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「 まさや 」
体が強張った。
思いっきり腕を引かれ、そっち側に連れ戻される。
勢いに任せてのそれに2人して固いコンクリートに倒れ込んだ。
「 あかん … っ、死んだらあかんっ！
なんで、こんなこと… っ
死ぬってどうゆうことかわかるか？わかってんのか？
死んだら … っ、
もう、元には戻れんのやでっ！！」
頰を張られ、抱き締められる。
泣いてるしょーたさん。
「でも、今のままでもおんなじやっ！」
「ちがうっ！ ちがうやろ …っ 、まさや！」
「何がちがうんっ！？ そんなんわからへんっ！」
もう、いいから。
俺の事なんてほっといて。
その方が、しょーたさんも楽やろ？
やから、もう っ。
「…… 俺のをあげるからっ 」
「 え… ？」
「俺のこの目。
まさやにあげる」
「… そんなん、無理やん っ。そんな事したら、しょーたさんが っ」
散らばった破片。
ちがう。
欲しいのは一部じゃない。
「俺が欲しいのはしょーたさんだけ …… っ」
モノクロだった世界が変わる。
色鮮やかな、見た事のない世界。
温かな気持ちがじんわりと体を巡って、
これが、── 愛するという気持ち。
彼の想いがシンクロした。
初めてしょーたさんを見たあの衝動と涙を流した時の想いが。
温かい、想い。
「 … めん っ なさ … い っ」
「 うん … 」
抱き締めたしょーたさんの体は小さくとも温かい。
「 ごめん なさい っ」
「 わかったんなら、もう俺をひとりにせんといて」
ああ、神さま。
しょーたさんの瞳に映るのは俺。
涙でぼやけてるけど、
見える。
見えるよ。
愛しい人。
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chugi(プロフ) - 華月さん» 記憶喪失ネタを思いついたのですが、きっと書き切れないだろうとこんな短編に😆お互い大事過ぎて切ないのがお伝えできていれば😊さのやすの未来に幸あれ！！コメントありがとうございますー❣️ (2022年1月30日 21時) (
レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - うわぁぁぁ😭😭😭佐野くんのまっすぐ過ぎる愛情も、愛ゆえにそうしそうなヤスくんも…いとしすぎて切ない😭😭😭さのやすの未来に幸あれ！！ (2022年1月30日 21時) (レス) @page48 id: a0ab68cfff (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - めろんぱんさん» わたしの方こそありがとうございますっ🥲 (2022年1月30日 13時) (レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - はぁぁあすきです ありがとうございます涙 (2022年1月30日 12時) (レス) @page48 id: 778b61c141 (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - 華月さん» 難曲と外での歌唱にもしかしてまた届かないんじゃ…😨との心配を吹き飛ばしてくれましたね😆ほんと良かったー❣️佐野くんブログでしょーたさんに報告した事言ってくれないなーと待機中でございます^ ^うへへっこちらこそありがとうございます！ (2022年1月19日 8時) (レス) id: 74696fc9b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chugi
| 作者ホームページ：
作成日時：2020年9月27日 9時
