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�牴兇蕕郎�まで通りなんも変わらへん。��
そうじゃなかった。
変わってしまった。
俺が壊してしもうた。
どこをどう歩いたんかわからへん。
気づいたら駅の改札口で、
「 忠義 ？」
ちょうど切符売り場のところで帰宅途中のユイと目が合って、
「 ……どないしたん。そんな真っ赤な目して」
俯く俺の顔をユイは覗き込んで、人目を憚らず
── 抱きしめてくれた。
うち来る？ の少し遠慮がちな言葉に俺は、ええの？って聞く。
「あかんかったら言わんよ。それに明日は日曜日やろ？私も休みやし」
昔からあっさりしたヤツやった。
男勝りなくせに実は料理な裁縫が得意やったりとそんなギャップに惹かれたのを思い出した。
通された部屋は昔と変わらず綺麗にされていて、
「… おれ、ひどい事言ってしもーたっ」
「安田くんと喧嘩したん？」
頷く俺にユイは苦笑する。
「まさか忠義からそんな話聞かされるとは思わへんかったわー」
「章大を泣かせたくないのに、あいつには笑っていて欲しいだけやのに っ」
うん、うん って頷いてくれるユイ。
「 俺には無理やって … っ 。離さへんって、離す訳ないって思ってたのに、章大を傷付けてしもーた … 」
「 忠義も傷付いてるやん。忠義の方がよっぽど … 」
伸ばされた腕に身を委ねる。
抱き締めると柔らかい体。
温かい。
久しく触れる優しさやと思った。
勝手な俺は、
その夜、寄り添ってくれるユイの優しさに甘えてしまった。
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朝目覚めると、腕の中にユイがいて、
起こさんようにベッドから抜け出して、テーブルに置いていた財布とスマホをジーンズのポケットに入れてると、
「おはよ」
背後からの声に振り返る。
まだ眠たそうなユイが、
「せっかく元カレと甘い夜が過ごせるかと期待してたのになぁ」
って、欠伸混じりに言うから何言うてんのかわからへん。
苦笑する俺にユイも笑って、
「安田くんと仲直り出来るといいね。 てか、そうしてくれやな困るわ」
「… うん」
「私がどんな気持ちで忠義を諦めたんか察してよ」
「 … うん。 え？」
「にっぶー！ 好きやったんよ、まだ忠義の事が。新しい人もダメやったん。忠義を忘れられへんかったの。でも、忠義には恋人が出来て… 、しかも男！はぁ？ってマジ思ったし！そんでめちゃ惚れとかホンマあり得んしっ！！
惚気とか聞かされて心底ムカついたし！
…… やから、安田くんと幸せになってよ。
出来ればな、嫌いになりたかった。でも、安田くんほんま良い人で嫌いになれんかった… 」
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chugi(プロフ) - petecoさん» ありがとうございますーv よくよく考えたら初めての長編倉安だったなぁと気づいて、やっぱり倉安が好きだーと再確認(*´∀`)♪ この2人はいつでも一緒がいいですよね^ ^最後まで読んでいただきありがとうございました！ (2021年8月27日 16時) (
レス) id: 85c1c2faaf (このIDを非表示/違反報告)
peteco(プロフ) - 完結！おめでとうございます。やっぱり一緒がいいよね。はァ…素敵なお話でした… (2021年8月27日 16時) (レス) id: 971fa62389 (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - みきさん» やっぱり2人は離れたらダメだから。どんな姿カタチでも一緒にいられたら良いとヤスくん気づけて良かったです^ ^ 実は私もこの2人がもう書けなくて寂しいです。またいつかのいつか書けたら良いなぁって思いつつ、このままキラキラとした2人を大事にしたいと思ったり^ ^ (2021年8月27日 14時) (レス) id: 85c1c2faaf (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - mayufujiyoutomoさん» ずっと読んでくださってて有難うございます！やっと終わった…最後まで描き上げられて本当良かったです。 (2021年8月27日 14時) (レス) id: 85c1c2faaf (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - 華南さん» 2人はやっぱり一緒にいなきゃダメなんです^ ^ それこそが2人のperfectworldなんだと、ちゃんと描き切れて本当自己満足なのですが、そう言って貰えてちょー嬉しいです！最後まで読んでくださってありがとうございました！ (2021年8月27日 14時) (レス) id: 85c1c2faaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chugi
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作成日時：2020年7月13日 0時
