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「 …… びっくりした 。もぉ、ほんまにびっくりしたんやから …っ」
「ちょっと強引やったけど、こうでもせんな会ってくれへんやろ?」
「 … そんな事ないけど 」
俯く彼に苦笑する。
「そんな事あるやろ」
手にしていたスマホを気にしてる章ちゃんに、
「おーくら。何?あいつと付き合ってん?あいつ束縛キツかったっけ?」
遊んでばっかりのイメージしかなかったけど、… ああ、あいつは昔からそうやった。
章ちゃんに関しては。
章ちゃんのことをおかしな目で見ていたもんな。
「… おん。おーくらとは、付き合ってるよ」
わかってたけど。
いつかそうなるって、わかってたけどな。
章ちゃんが幸せならええ事やって …──、なんで今そう思えんのやろ。
「ちゃんと食うてる?」
「んー 、ちゃんと食うとるよぉ。
少しずつやけど体重も増えてきてるし」
「でもガリガリやん、なぁ」
「大丈夫やで、亮。心配せんで?」
予約していた創作料理店の個室に入ってそんなん言ってたんは約一時間前。
するっちゅーねん。
酒強いはずやのに酔って寝てるん誰やねん。
タイミングが良いんか章ちゃんのスマホが鳴る。
もちろん、おーくら。
「 ……… もしもし 」
「 …… なんでヤスの携帯に出るん?」
明らかに怒りを含んだ声に口角が上がる。
「出やんかったらお前、章ちゃんにひどい事するくせに何ゆーてんねん」
手首のあざ、お前の仕業やろ。
そう言うたら大倉は黙り込んで、
「 ── 今どこ?迎えに行くから教えて」
それ言うてるお前の顔、めっさ想像つくわ。
きっと、無表情。
そんでもって人殺しそうな目でしゃべってんの。
「 …… 場所なんか教えるか」
「 は?」
「お前に章ちゃん任せてられへんわ」
「 なに?亮ちゃんがそれ言うん?おかしいやろ、それ」
半笑いの声に俺は無感情のまま言葉を連ねた。
「言葉の通りじゃ。章ちゃんの事好きなお前なら、…お前になら任せられると思ってた俺がアホやったわ。今めっちゃ後悔してる… 」
「今さら?ふふ、それこそ可笑しいわ。自分からグループも事務所も辞めて、今さら後悔してるって?」
「だまれ、俺が後悔してるんは章ちゃんを諦めたことじゃっ!!」
「 … ん、りょー …?」
大声を上げたせいで章ちゃんが目を覚ましてしもうた。
通話を切ってスマホをテーブルに置く。
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chugi(プロフ) - めろんぱんさん» さすがです、隊長っ!!本編がくらやす仕様なので明確にはしなかったでありますっ。敬礼! (2021年9月12日 11時) (レス) id: 85c1c2faaf (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - chugiさん» 見逃してました、すいません先生ッ… !!けど、微妙に答えがあるようなないような… !!!!! (2021年9月12日 10時) (レス) id: b5cc118e0b (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - めろんぱんさん» 隊長!答えは無限大short 3のIf you went to a revolver にあります! 宣伝か 笑 (2021年9月12日 10時) (レス) id: 85c1c2faaf (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - まさやちゃんなんてLINEしたんですか… (2021年9月12日 10時) (レス) id: b5cc118e0b (このIDを非表示/違反報告)
chugi(プロフ) - 華南さん» はい!お利口に待ちましょう笑 (2021年8月8日 22時) (レス) id: c442577276 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:chugi | 作者ホームページ:
作成日時:2020年5月16日 23時