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ミユと話して
龍友くんにちゃんと伝えようってなった。
最後に自分の気持ち伝えて
しっかり自分の口で言うの。
諦めます。って。
龍友くんが台湾から帰ってきたら
疲れてるかもしれないけど
聞いて欲しいな。
周｢帰ろーぜ｣
今日も周平とシフトかぶってて
2人でおなじみの道歩く。
周平が最近お気に入りの曲聴いてほしいって言うから
イヤホン片方ずつ耳につけて聴いてた。
『すっごいラブソングじゃん。周平っぽくない笑』
周｢俺だって人並みに恋しますー｣
『え、もしかして好きな人いるの？』
周｢…やっぱり鈍感クソバカドアホだな｣
『え？なに？』
イヤホンつけてるせいかいまいち周平の声が聞こえない。
イヤホンをつけていない方の耳で聞き取ろうと思って体を周平の方に向ける。
そしたら、また真剣な顔でわたしのこと見るの。
…周平のこの顔、苦手かも。
急に違う人みたいで、落ち着かない。
周｢…いい加減気づけよ、ばーか｣
『なに、に？』
周｢俺は、お前が…｣
周平の声をかき消すように鳴ったわたしの携帯。
この音は電話だ。
ごめん、と携帯を確認すると
龍友くんの名前が表示されていた。
ねぇ、なんで？
周｢出ねぇの？｣
『あ、出るよ。出る…』
つけてたイヤホン
一旦周平に返して
通話ボタンを押した。
龍｢もしもし、終わったで。ライブ｣
『あ、お…お疲れ様』
龍｢Aにな、おもろい土産見つけてん。帰ったら渡すから楽しみにしといてや｣
『楽しみ、ありがとう』
龍｢…あんま嬉しくない？｣
『え…どうして、』
龍｢声が、元気ないから｣
…やだ、やだよ。
そうやっていっつもわたしの変化には敏感だよね。
元気ない、なんて気づかなくていいから
目を見て好きって言ってよ。
…それだけで、いいのに。
『バイト終わりだから疲れてるだけ、楽しみだよ？』
龍｢そか。早く帰るからな。待っとって｣
『うん、気をつけて』
龍｢ありがとう。おやすみ｣
『おやすみなさい』
龍友くんの声が耳に残ってる。
忘れたいのに、忘れさせてくれない。
周｢終わった？｣
『うん！周平、さっきの話…』
周｢あー…、聞きたい？｣
『うん』
返事した瞬間、わたしの手握って
まっすぐに見つめてきた。
周｢俺はAのことが好き。…好きです｣
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なかむらー(プロフ) - この小説大好きです!!ε=ヾ(*~▽~)ノ龍友くんカッコいいですよね…(〃▽〃)出来ればなんですが、ミユちゃんと玲於の話も読みたいです!!お願いします(*^^*) (2017年10月25日 13時) (携帯から) (
レス) id: c55153cb3e (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - このお話に登場した ミユさんと玲於くんのお話も見てみたいな…なんて読みながら思ってしまいました笑やっぱり れもんさんのお話ダイスキです (2017年8月17日 12時) (レス) id: 248cb8d3b5 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 私、このお話大好きです！できたら、続き読みたかったなぁ〜。なんて思ってます。 (2017年8月13日 18時) (レス) id: 9c6d73e990 (このIDを非表示/違反報告)
赤髪蓮(プロフ) - 私も２回目のひるなかで寝ちゃって友達に怒られましたw (2017年6月30日 20時) (レス) id: 6d39cb2fd3 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - SHiZUKAさん» いいお話が思い浮かんだら龍友くんのお話書くつもりです！その時はまたよろしくお願いします(*^^*) (2017年5月25日 0時) (レス) id: 67ec8e2b72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん
| 作成日時：2017年4月29日 15時
