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龍友side.
「お疲れ様でーす」
ボーカルリハが早めに終わって
涼太と2人でどっかで飯でも食べてこう ってなった。
龍友くんが決めてー って王子様節出してきた涼太に
はいはい って返事して
スマホで店検索してた。
涼「あ、あそこ新しくできたケーキ屋さん」
龍「ケーキ?」
涼「うん。いちごいっぱい使ってるらしいっす」
龍「へぇ、いちご…」
涼「あれ、何だっけ。Aちゃん、でしたっけ?好きなんだよね、いちご」
店を検索する手を止めて
そのお店を見る。
看板からしてもうAがすーごい喜びそうなケーキばっかり。
龍「ちょっと見てってもええ?」
涼「いいっすよ。じゃー、俺が店探すね」
龍「おう、ありがと」
可愛らしい扉開けたら
これまた可愛らしい店員さんが笑顔で迎えてくれた。
うわ、俺ここに合わへんなぁー。
Aと来たら
龍友くん、すごい、美味しそう!ってはしゃぐんやろな。
龍「すいません、チラシだけ貰っていってもいいですか?」
「構いませんよ!ありがとうございます」
龍「また来ます」
「お待ちしております」
帰ったらAに見せよう。
一緒に来るのもええけど
サプライズで買ってくるのもええなぁ。
そしたらあいつ
喜ぶんやろな。
涼「今、Aちゃんのこと考えてたでしょ」
龍「え、なんで?」
涼「顔に出てた」
龍「妹みたいやから甘やかしたいんよなぁ〜。実際の妹はなかなか会われへんし」
涼「でも、告白されてるんだよね?」
龍「うーん、Aはお兄ちゃんに対する好きを恋愛と勘違いしてるんやと思うわ」
涼「5年も?」
龍「アホやからありえない話ではない」
そう、5年間ずっと好きって言ってくれてる。
甘えてきてくれるAが可愛くて
龍友くん!って慕ってくれるのがうれしくて
何でもしてあげたいって思う。
涼「ふぅん。ねぇねぇ、俺ここ行きたいっす」
龍「ラーメンか、ええな。そこ行こ」
涼「おごりすか?」
龍「そういうのは食べる前に言うもんやないで笑」
でも、俺が払う。
涼太も何だかんだ手のかかる弟みたいなもんやし。
そして、なるべく早く帰って
Aに会いに行こう。
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なかむらー(プロフ) - この小説大好きです!!ε=ヾ(*~▽~)ノ龍友くんカッコいいですよね…(〃▽〃)出来ればなんですが、ミユちゃんと玲於の話も読みたいです!!お願いします(*^^*) (2017年10月25日 13時) (携帯から) (レス) id: c55153cb3e (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - このお話に登場した ミユさんと玲於くんのお話も見てみたいな…なんて読みながら思ってしまいました笑やっぱり れもんさんのお話ダイスキです (2017年8月17日 12時) (レス) id: 248cb8d3b5 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 私、このお話大好きです!できたら、続き読みたかったなぁ〜。なんて思ってます。 (2017年8月13日 18時) (レス) id: 9c6d73e990 (このIDを非表示/違反報告)
赤髪蓮(プロフ) - 私も2回目のひるなかで寝ちゃって友達に怒られましたw (2017年6月30日 20時) (レス) id: 6d39cb2fd3 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - SHiZUKAさん» いいお話が思い浮かんだら龍友くんのお話書くつもりです!その時はまたよろしくお願いします(*^^*) (2017年5月25日 0時) (レス) id: 67ec8e2b72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れもん | 作成日時:2017年4月29日 15時