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…あぁ、もう
ドキドキする。
かわいく 来ちゃった って笑う龍友くんに
胸がぎゅう…って苦しくなって
嬉しいとかどうしよっていう感情が一気に頭の中駆け巡った。
わたしが人いない時に
まかないを食べる密かにお気に入りの場所に案内した。
わたしがお水とか持っていきたかったのに
なぜかこんな時だけ周平が仕事早くて
初めて周平仕事サボってよ なんて思っちゃった。
ラストオーダーぎりぎりだったから
龍友くん一生懸命何にするか選んでて
もう可愛いのなんの…。
可愛い って思わず口に出したら
それは俺がAに言う言葉やから って。
…ドキドキして、死んじゃいそう。
落ち着かなくてうろつきながら
チラチラ龍友くんのこと見てたら
携帯いじってたのに急に顔上げて
ん？って顔して笑うの。
もう大好きって叫んじゃいたいくらい
好きが溢れてるよ。
周｢おい、ボケっとしてんな。これ運べ｣
『…周平行けばいいじゃん』
周｢俺は中の締めの準備があるんですー｣
『わかったよー…』
親子のところに持っていく紅茶とアイスが乗ったお盆持って席まで歩く。
ふと龍友くんを見たら
頬杖つきながらわたしのこと見てた。
しかも、かっこよすぎる微笑みつきで。
…だめ、だめだよ。龍友くん。
わたし、龍友くんに死ぬほど弱いんだから。
そんなことされたら溶けちゃうよ、
｢あ、待ちなさい！｣
突然響いた声に慌てて龍友くんから目を離すと
前から子どもが駆け寄ってきた。
子どもに怪我させちゃいけないと思って止まったのに
思いのほか強い力で足にくっついてきて
その衝撃でお盆がぐらりと揺れる。
視界に入ったのはまだ熱い紅茶。
こんなの子どもにかかったら…。
『あっ…つ……っ！！』
咄嗟に自分の方にお盆向けて
下に溢れないようにわざと自分が後ろに倒れた。
おかげでできたての紅茶全部わたしにかかって
熱い、ヒリヒリする。
｢ごめんなさい！大丈夫ですか！？｣
お母さんが駆け寄ってきてくれて
心配してくれた。
『わたしは全然！お怪我とか…』
｢うちの子は大丈夫です、ほんとごめんなさい…！｣
周｢A！｣
厨房から周平走ってきたの見えたのに
気づいたら体が宙に浮いてた。
龍｢奥、借りるで｣
…わたし、今、龍友くんにお姫様抱っこされてる？
どうしよ、こんな状況なのにドキドキ止まんないよ…。
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なかむらー(プロフ) - この小説大好きです!!ε=ヾ(*~▽~)ノ龍友くんカッコいいですよね…(〃▽〃)出来ればなんですが、ミユちゃんと玲於の話も読みたいです!!お願いします(*^^*) (2017年10月25日 13時) (携帯から) (
レス) id: c55153cb3e (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - このお話に登場した ミユさんと玲於くんのお話も見てみたいな…なんて読みながら思ってしまいました笑やっぱり れもんさんのお話ダイスキです (2017年8月17日 12時) (レス) id: 248cb8d3b5 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 私、このお話大好きです！できたら、続き読みたかったなぁ〜。なんて思ってます。 (2017年8月13日 18時) (レス) id: 9c6d73e990 (このIDを非表示/違反報告)
赤髪蓮(プロフ) - 私も２回目のひるなかで寝ちゃって友達に怒られましたw (2017年6月30日 20時) (レス) id: 6d39cb2fd3 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - SHiZUKAさん» いいお話が思い浮かんだら龍友くんのお話書くつもりです！その時はまたよろしくお願いします(*^^*) (2017年5月25日 0時) (レス) id: 67ec8e2b72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん
| 作成日時：2017年4月29日 15時
