アソビゴコロ 〜Wedding？〜４【川村壱馬】

心音 ページ3

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どこ行くのかと思ったら
壱馬先輩の家の近くのスーパーに来た

お買い物？
壱馬先輩はカゴを取って、カートを引っ張り出す

かわいい…
普段こんな姿見ないからかわいすぎる…
写真撮ろ…

カートにカゴを乗せてる壱馬先輩を後ろから連写
次のホーム画はこれかな、癒される…






『壱馬先輩、わたし持ちますよ』


壱｢重くなるけど｣


『何買うんですか？』


壱｢…一応、今日めでたい日だから、いつもより豪華なご飯にしようかと思って、｣


『え…』






な、なんですか
目の前のかわいすぎる存在は

壱馬先輩なりにお祝いしようとしてくれてるんだ
うれしい、うれしすぎる
大好き






『うれしすぎるんでカート押します！』


壱｢あそ｣


『でも…ご飯作るのわたしですよね？』


壱｢今日は俺が作る｣


『ぁえぇぇぇ！？』


壱｢…嫌なのかよ｣


『うれしすぎて爆発しそうな程ですが…』


壱｢そのまま爆発しろ、ばーか｣






壱馬先輩にお祝いされて
壱馬先輩のご飯食べれるなんて
今日は命日かもしれない

壱馬先輩についていって
ひたすらカートを押す

買おうとしてる食材見て
あの料理作ってくれるのかな〜って考えながら
壱馬先輩の買い物姿を拝んでた

お肉どっちにしようか悩んでる横顔さえも素敵
好きだ…






壱｢お前なんか欲しいのある？｣


『壱馬先輩が欲しいです…』


壱｢…は？｣


『え？あっ、いや、プリン！プリンが食べたいです！！』


壱｢じゃあ、それ買って帰ろ｣






デザート売ってるとこに来て、どれにしようか悩む
クリーム乗ってるのもおいしいけど
焦がされてるのもおいしいよね…

壱馬先輩も食べるかな
大きいのにした方がいいかな






壱｢まだ？｣


『もう少しで決められそ…っ、』


壱｢遅い｣






肩に重みを感じたと思ったら
壱馬先輩が顎を乗せていた

こんな公共の場でくっつくの貴重すぎる…！

ドキドキしてプリンどころじゃない
こんなことしてたらカップルだって思われる
いや、思われてもいいんだけど
慣れてないから大変です






壱｢はぁ？心音やば笑｣


『だって、』


壱｢恥ずかしいの？｣


『そりゃあ…』


壱｢へぇ｣






声が変わった
楽しそう
まずい






壱｢A｣






ふに、と唇が耳たぶを挟んだ
離れようとしても離れられない






壱｢ふはっ…、帰ってからな｣






帰って、から…？
え、何するの…！？




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