心に響く ページ24
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朝ごはんを堪能して
最後にもう一度温泉に入って
お昼頃に宿を出た
また運転させちゃうのが申し訳なかったけど
免許ないから仕方ない
うーん、免許取るか迷っちゃうな
北｢お土産も買ったし、帰るだけだよね｣
『うん。買いすぎちゃったな』
北｢おれも。玲於さんだけひいきした｣
『ほんとに玲於さんのこと好きだね〜笑』
北｢あんないい人いないって｣
『確かに。かっこいいし優しいし…仕事もできるし、悪いとこないよね』
北｢…褒めすぎ｣
『え、ほっくんが先に褒めたんじゃん』
北｢そうだけど。Aの中でのいい男ランキング1位は？｣
『なに急にー笑』
北｢いいから、1位は？｣
『え〜？玲於さんかなぁ、総合的に見て』
北｢…おれじゃないんだ｣
『ほっくんは〜、3位！』
北｢2位は！？｣
『小森さん！聞き上手だな〜って思う』
北｢だめだよ、酔うとめんどくさいんだよ｣
『こらこら、年上の方なんだから笑』
北｢3位やだ〜…｣
『1位目指してがんばれ〜笑』
北｢でも亜嵐さんに負けなくてよかった｣
『白濱さんはピエロっぽいから圏外です』
北｢うわ、言ってやろ｣
『うそうそ！笑』
帰りの車内、他愛のない話してたらあっという間に家
荷物下ろしてそれぞれの家に一旦帰って
疲れたから出前でも取るかぁってほっくんのお家に来た
夜ご飯の時間には早かったから
ソファに並んで座って好きなことしてた
ほっくんはスマホで映画観て
わたしはマンガ読んでた
読んでる途中に眠くなって
体がぐら、って横に倒れる
ほっくんの肩にぶつかって
いたた、ってなってたら
優しく笑う声がした
北｢ちょっと寝なよ｣
『んー、』
北｢特別におれの上で寝ることを許します｣
『…ほっくん、細いからかたい』
北｢うわ、もう一生許さない｣
『…ふふ、冗談です。ちょっとだけ、』
北｢うん、起こしてあげる｣
心地よい洋画の音声と
頭に添えられたほっくんの大きな手の温もり
気持ちよく寝れそう
眠りに落ちそうだった時
A、と小さくほっくんが呼んだ
返事をしたつもりだったけど声が出なくて
ほっくんはわたしが寝たと勘違い
添えた手を頬に移動させて
軽く瞼にキス
…き、す？
北｢…大好きだよ｣
触れた唇も、聞こえてきた言葉も
甘すぎてどうにかなりそうだった
気づいてはいたけど
言葉にされたのは初めてだった 好き という言葉
こんなに心に響くなんて思わなかった
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めんま(プロフ) - この作品に出会うことができてよかったです！これからも作者さんのこと応援してます！！また何度も読み返しにきます！樹くんファンとしてはラストも嬉しかったです笑こんなに心動かされる素敵な作品に出会えて私は幸せです！更新いつもたのしみでした！ (2019年10月22日 0時) (
レス) id: a05b52eb06 (このIDを非表示/違反報告)
めんま(プロフ) - お疲れ様でした！！ほんとに素敵なお話をありがとございました。1番大好きな作品です。1話1話がとっても泣けました。苦しくて切なくてでも甘くてこんなに素敵な感動できる作品を作ってくれてありがとうございました。大好きです！ (2019年10月22日 0時) (レス) id: a05b52eb06 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶(プロフ) - 連載お疲れ様でした！私は北ちゃんファンなので、北ちゃんsideを見ると、きゅぅっと胸が締め付けられる感じがありました。でも、北ちゃんは北ちゃんだなぁって思うこともあり、樹くんは樹くんだなぁと思いました。なかなか話がまとまらない…とりあえず新作も読みます！ (2019年10月20日 23時) (レス) id: 9fd9170aaa (このIDを非表示/違反報告)
名無し56965号(プロフ) - 完結おめでとうございます！最後までドキドキしながら読ませていただきました！欲を言えば、樹くんと過ごすクリスマスも読みたいです、、、 (2019年10月20日 16時) (レス) id: a224838c7b (このIDを非表示/違反報告)
ほくちゃん(プロフ) - あーもぅだったらほくちゃんは私がもらう！！(笑)って思っちゃいました！(笑)ほくちゃんと結ばれてほしかったけど最後のほくちゃんがほくちゃんぽくて結果よかったです( ^ω^ )本当に更新されるのがこんなに楽しみだと思える作品に出会えてよかった！お疲れ様でした！！ (2019年10月20日 7時) (レス) id: 070cdb389c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん
| 作成日時：2019年8月17日 0時
